もくじ
ワーストテン
1.万引き家族(是枝裕和)
1.止められるか、俺たちを(白石和彌)
3.カメラを止めるな!(上田慎一郎)
4.菊とギロチン(瀬々敬久)
5.Sunny 強い気持ち・強い愛(大根仁)
6.妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
7.寝ても覚めても(濱口竜介)
8.サニー/32(白石和彌)
8.素敵なダイナマイトスキャンダル(富永昌敬)
10.音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!(三木 聡)
今年は順当といった感じでした。当然ながらヘイトの矛先は是枝裕和監督の『万引き家族』へ。これで2年連続是枝映画がワースト1に輝きました。このワーストテンは基本的に嫉妬、逆張りに支配されている。それだけに逆にここに選ばれることは、「ハードコアシネフィルに注目された」名誉でもあります。だから『カメラを止めるな!』が監督初長編作品にして3位に滑り込んだのは個人的に嬉しく思います。
個人的に意外だったのは、瀬々敬久の『友罪』がワーストに入らなかったところ。『菊とギロチン』にブチギレたブンブンではありますが、ブンブンの2018年ワースト1は『友罪』に与えた。物語の作りとして圧倒的にポンコツだっただけにワースト入るんじゃないかと思いきや、入りませんでした。また、映画超人Wanda一派の間では好評だった『素敵なダイナマイトスキャンダル』がワースト入りしたのは意外でした。
個人的に一番驚いたのは、『Sunny 強い気持ち・強い愛』のワースト入り。大根仁に甘いことで定評のある映画芸術ですら、強い気持ち、強い愛でこの平成最後のお祭り騒ぎには拒絶反応を示したようです。
それにしても2018年11月号で表紙にした作品『止められるか、俺たちを』が同率タイでワースト1に選ばれるとはねぇ…
おわりに
いかがでしたでしょうか。映画芸術ベストテン&ワーストテン号は明日1/30発売。個人評を読みに買ってみてはいかがでしょうか?
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