『最後の決闘裁判』(あなたにとっての)真実は一つ
最後の決闘裁判(2021)THE LAST DUEL 監督:リドリー・スコット出演:ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、マートン・ソーカス、ハリエット・ウォルタージェリコ・イヴァネク…
最後の決闘裁判(2021)THE LAST DUEL 監督:リドリー・スコット出演:ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、マートン・ソーカス、ハリエット・ウォルタージェリコ・イヴァネク…
今、巷で『イカゲーム』が流行っている。NETFLIX配信のデスゲームもので世界中で大ブームを巻き起こしているのだとか。その流行に伴い、日本映画を貶すツイートが散見される。確かに『イカゲーム』の金のかかったディストピア像、GoogleやAmazonなど現代社会を支配する企業が、色を強調したロゴを使用していることに併せて、単色カラーを強調した作りにしているところにも鋭さを感じる一方で日本のデスゲームものは下品な金を起用し、時代遅れなSFの色彩を伴っていたりして見窄らしく見えるのは無理もない。しかし、日本にも世界に戦えるレベルの画作りをしている作品があった。
第34回東京国際映画祭で上映されるウド・キア出演作『スワン・ソング』を観ました。本作は実在したヘアドレッサーPat Pitsenbargerの実話に基づいた話である。監督はゲイをテーマにした作品『Edge of Seventeen』の脚本を手掛けたトッド・スティーヴンス。日本では恐らく初めての紹介となる。
水の中のつぼみ(2007)原題:Naissance des pieuvres英題:Water Lilies 監督:セリーヌ・シアマ出演:ポーリーヌ・アキュアール、アデル・エネル、ルイーズ・ブラシェール、ワラン・ジャッカン…
アレハンドロ・ホドロフスキーが頓挫させ、デヴィッド・リンチが失敗させてしまった悪夢の映画化『DUNE』にドゥニ・ヴィルヌーヴが名乗りを挙げた。すっかりSF超大作の人となった彼が『DUNE/デューン 砂の惑星』を映画化。2部作の前編が日本で公開された。Twitterでの評判はお葬式モードでした。確かに、それも納得な作品である一方で、『十戒』、『ベン・ハー』、『天地創造』といった50~60年代の超大作を彷彿とさせる見応え抜群な映画となっていました。
リトル・パレスティナ(2021)Little Palestine, Diary of a Siege 監督:アブダッラー・アル=ハティーブ 評価:70点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー…
リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020) 監督:神志那弘志出演:皆川純子、松山鷹志、高橋美佳子、置鮎龍太郎、諏訪部順一、朴ロ美(朴路美)、杉田智和、武内駿輔、竹内良太et…
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021大賞を獲った作品は香港民主化デモにおける香港理工大学籠城事件を内部から捉えた『理大囲城』だった。匿名の監督たちによる作品より、本作には監督が実質存在しない。現地では上映できず、日本公開も非常に難しいとのことなので、最終日の臨時上映に駆けこみました。本作に採点をつけるような真似は私にはできない。だが、多くの方に観て欲しいので、FilmarksとTwitterのみ★5をつけることにしました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭でモロッコの作品『光の消える前に』を観ました。本作はMUBIで配信されている『いくつかの無意味な出来事について』のフッテージを使用してモロッコ映画史を分析する作品なので予習して観ました。
カマグロガ(2020)Camagroga 監督:アルフォンソ・アマドル 評価:60点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー映画祭で『カマグロガ』を観ました。スペイン・バレンシア地方の農業を捉…