【 #死ぬまでに観たい映画1001本 】『THE BANK DICK』うわっ!前から車が!人が!

THE BANK DICK(1940)

監督:エドワード・F・クライン
出演:W・C・フィールズ、コーラ・ウィザースプーン、ウナ・マーケル、フランクリン・パングボーン、シェンプ・ハワード、ディック・パーセル、グラディ・サットン、ラッセル・ヒックス、ピエール・ワトキン、アル・ヒルetc

評価:55点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のW・C・フィールズ映画『THE BANK DICK』を観た。W・C・フィールズ映画といえば『かぼちゃ大当たり』がとても面白かった記憶があるのだが、本作はちょっとパワー不足であった。

『THE BANK DICK』あらすじ

Henpecked Egbert Sousé has comic adventures as a substitute film director and unlikely bank guard.
訳:エグベルト・スーセは、映画監督の代役や銀行の金庫番として、コミカルな冒険を繰り広げます。

※IMDbより引用

うわっ!前から車が!人が!

序盤はW・C・フィールズの厚顔無恥演技で場を持たせる作品となっている。例えば、車が通ろうとしているのに道路の真ん中で新聞を読み始め、車に座ろうとする場面がある。車に気付いても、なんとも思わない厚顔無恥さ。絶妙にムカつくが、嫌いになれないキャラクターとして描かれていく。そんな彼が、こち亀よろしく、次々と騒動を引き起こしていく。『かぼちゃ大当たり』と比べると運動がもっさりしていて前半こそ退屈なのだが、カーチェイスが始まると一転。急に面白くなる。

車が溝に向かって通過しようとする。そこで働く人が轢かれないようにひょこひょこ顔を出したり引っ込めたりする。車は前進後退を激しく繰り返す。あり得ない角度から人が飛び乗り、そして飛び降りる。映画でしか観られない車の運動を徹底的に探求したこの場面は観ていてとても楽しかった。ただ、それだけが取り得な映画な気がして、日本未公開も納得な作品であった。

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※IMDbより画像引用

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