“Ç”ライブ演出の凄さが3割分かるよ「WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」

WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT

Perfume 映画

監督:佐渡岳利
出演:Perfume,近藤春菜etc

評価:45点

アメトーク Perfume

アメトーク Perfume

先日、アメトークで「Perfume大好き芸人」
やっていた。今まで、妹が熱中していたものの、
正直惹かれなかったアーティストだが、
栗原類や近藤春菜の熱弁を聞いている
うちに興味が出てきた。

彼女のライブの凄いところは、
プロジェクションマッピングを
使った斬新な演出だけではない。

SXSWにての演出がマジで凄い。
何が起きているのかよく分かりませんw↓

海外公演で、なんと自分たちの話す日本語を
英語に翻訳してくれる人を会場から選んでいたり、
ライブ演出に、ファンから寄せられた文字アートや
写真を積極的に取り入れたりと、
ファンとの距離感をなるべくなくそうという
取り組みがなされているのだ!!!!

ってことで、Perfume熱が沸いてきた
ブンブンは東京国際映画祭でも
上映されたワールドツアーの
ドキュメンタリーを観てきたぞ!

ちなみにTOHOシネマズ日本橋で
観てきたのだが、特別興行につき
一律2000円。TOHOのポイントも使えません。
あしからず…

やっぱ生で観たいな~

音楽、ドキュメンタリー…それは
一見さんでもアーティストの魅力を伝えることと
コアなファンも満足できる裏話をいかに盛り込むか
を両立できてこそ素晴らしいドキュメンタリー
と言える。

例えば「SHINE A LIGHT」は、クールなカメラワークと
巨匠マーティン・スコセッシがストーンズに
振り回されながらもライブを成功させていく様子が
絶妙で素晴らしいと言える。

今回観た「WE ARE Perfume」はその点、
残念ながらどっちつかずの感じを受けた。
音楽ドキュメンタリーによくある、
車移動の荒々しいショットがなんと、
ライブ中の映像にまで反映されている為、
ファン目線で観ると見苦しい感じが見受けられる。
確かに、Perfumeの演出は複雑で
映像によって良さを見いだすのは難しい。
しかし、アメトークの時にブンブンが感じた
熱意はそこにはない。

台北、シンガポールとライブ移動しているに過ぎない。
PTAのコーナーや、ライブ後に観客による歌の伝統等
Perfumeと観客をつなぐ数々のユニークなシステムが、
Perfumeを知るものにとっては当たり前過ぎて
あっさりとスルーしてしまう。
あそこまでドライに描かれると、ファンも興ざめしてしまう
のではないだろうか?

またファン目線だったら、アメリカをマジで目指して
ようやくたどり着いたツアーとPerfumeが語っているのだから
彼女の苦悩に迫るべきだ。
しかしながら、舞台裏のプロフェッショナルの流儀描写が
少なく、反省会も各会場の同じ話題を拾っているだけ
なので、後半になると「またあの展開かよー」となる。
国を移動して同じ展開ばかり撮り冗長に
なる話でふと、ブンブンが昔撮った
「ラマダーン」って映画を思い出したぞw

確かに、Perfumeは可愛いし、演出はクール!
ワールドツアーのライブなのに、
とんでもない修羅場シーンもある。

でも、この作品観て思ったのは、
実際にライブにいかないと
彼女たちの良さの3割も気づけないということだ。

音楽ドキュメンタリーとしては
微妙な作品でした。

↓主題歌の「STAR TRAIN」なかなか良い曲だぞ~

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