『ベイビーわるきゅーれ』日本にS・クレイグ・ザラーがいた件
Twitterで密かに高評価の声が上がっている『ベイビーわるきゅーれ』。私の行きつけの「あつぎのえいがかんkiki」で上映されていたので、会社帰りに観て来ました。確かに面白い。
Twitterで密かに高評価の声が上がっている『ベイビーわるきゅーれ』。私の行きつけの「あつぎのえいがかんkiki」で上映されていたので、会社帰りに観て来ました。確かに面白い。
うちの職場は意外とゆるいところがあって、仕事の士気を上げる為にラジオの使用が許可されている。先日、音楽ジャーナリストの宇野維正が『イン・ザ・ハイツ』を楽しそうに紹介していて少し興味を持った。正直、予告を観るとミュージカル映画お馴染みバークレー・ショットを何の批評性もなく使用している感が強く不信感を抱いていたのですが、夏映画を浴びたいということもあり映画館に行ってきました。結論から言うと、テーマは興味深いが演出が凄惨で退屈な作品でありました。
Twitterでクレヨンしんちゃんの新作がやたらと評判が高い。ヴィジュアル的に、大晦日にやる「笑ってはいけない」シリーズの様な雰囲気がバリバリに染み出していて傑作という雰囲気ではないのだが、絶賛一色に染まっている。監督を確認したら、今回は髙橋渉監督回だった。なるほど傑作な訳だ。彼は、監督デビュー作『劇場版3D あたしンち 情熱のちょ~超能力♪ 母 大暴走!』でシンエイ動画が欲を出して不要と思われるアニメなのに、3D演出を盛り込んだせいで上映時間が43分とテレビ放送2回分レベルの尺となってしまう大惨事の中で、才能を得た者が承認欲求を満たせなかった際に如何にして暴走するかを映画の中で描いた。その後、『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』で胸熱ヒーロー映画としてクレヨンしんちゃんを盛り上げた熱い歴史を持つ監督である。そんな彼の新作を観にいったのですが、これが凄まじい。子ども映画でありながら経済学、政治学について切り込み、トーマス・バッハの様なバケモノや日本の汚職が何故生まれるのかを「尻」でもって風刺してみせた。本記事ではネタバレありで『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』について書いていく。
Two Soviet partisans on a mission to gather food contend with the winter cold, the occupying Germans, and their own psyches.
訳:食料調達を目的とした2人のソビエトのパルチザンが、冬の寒さ、占領軍であるドイツ軍、そして自分たちの精神に立ち向かう。
明日の世界Ⅲ:デイヴィッド・プライムの不在なる行き先(2020)WORLD OF TOMORROW – EPISODE THREE:THE ABSENT DESTINATION OF DAVID PRIME …
エミリーは、さらに遠い未来から来た自分のバックアップクローンの訪問を受け、劣化したクローンの精神を回復させるために、お互いの精神に踏み込むことになる。
少女エミリーはある日遠い未来からの交信を受ける。同じくエミリーと名乗るその女性は、彼女のクローンなのだという。未来のエミリーは、少女エミリーを、彼女の暮らす未来の世界へと連れていく。そこで待ち受けていたのは、「死」が消えて、永遠に生きることを余儀なくされた人々の、ボンヤリとして切ない人生の物語だった。
「メッセージ」「ボーダーライン」「博士と彼女のセオリー」などの映画音楽を手がけたアイスランド出身の作曲家で、2018年に早世したヨハン・ヨハンソンが生前に取り組んだ最初で最後の長編監督作品。1930年に発行されたオラフ・ステープルドンの同名SF小説の古典を、アカデミー賞女優ティルダ・スウィントンのナレーション、全編16ミリフィルムで撮影された旧ユーゴスラビアに点在する巨大な戦争記念碑・スポメニックの映像群、ヨハンソンが奏でるサウンドにより映像化。もともとはシネマコンサート形式で生演奏とともに上映されていた作品で、仲間たちの尽力により、ヨハンソン没後2年の時を経て1本の長編映画として完成された。
「死ぬまでに観たい映画1001本」アフリカ映画枠としてセンベーヌ・ウスマンの『チェド』が掲載されている。本作はセネガル映画し、もといセンベーヌ・ウスマン論を語る上で最重要作品となっている。汚職とセクハラにまみれた官僚が、女の呪いで不能となり地位が失墜していくブラックコメディ『XALA』で政府に目をつけられてしまったセンベーヌ・ウスマンは本作でセネガル政府からタイトルのスペルが間違っている。Dがひとつ多いという謎の理屈で上映禁止処分となった作品だ。意外と未観だったので挑戦してみました。
最近、クライテリオンからセンベーヌ・ウスマンの『MANDABI』がカッコいいヴィジュアルでブルーレイ化された。アフリカ映画、特にセンベーヌ・ウスマン作品は私の関心を惹きつけているのでWHY NOT?有無言わさず購入しました。本業が繁忙期だったこともあり、数ヶ月放置していたのですがようやく観ることができました。本作は『チェド』や『XALA』以上に、センベーヌ・ウスマン論を語る上で重要な一本であることが分かったので感想を書いていこうと思う。