マーズ・アタック!(1996)
Mars Attacks!
監督:ティム・バートン
出演:ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング、ピアース・ブロスナンetc
評価:90点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
世界が凄惨な状態になっている中、愚か者が景気よく死ぬ映画を観たくなり、『マーズ・アタック!』を再鑑賞したのだが、あまりの面白さに感動した。
『マーズ・アタック!』あらすじ
火星人来襲! 友好的に出迎えた地球人を相手に、火星人の大虐殺が始まった。「バットマン」「シザーハンズ」のティム・バートンによるSFコメディ。二役務めるジャック・ニコルソンほか、グレン・クローズ アネット・ベニング、ピアース・ブロスナン、マイケル・J・フォックス、ナタリー・ポートマン、トム・ジョーンズなど豪華キャストが出演。
アッ、アー、アーーーー(火星人、怒りの声)
本作は現実と比べると随分と牧歌的ガンギマリな愚か者が世界を動かしている。明らかに敵意剥き出しな表情をしている火星人に対して歓待の姿勢を魅せるも、群衆のひとりが平和の象徴である鳩を放ったことで火星人は虐殺を開始する。映画の前半は、UFOが接近している有事にもかかわらず単なる面白コンテンツとして受容し、普段と変わらない日常が展開されている。虐殺が起ころうとも、ホワイトハウスでは普通に社会科見学が行われており、至近距離で人が死なない限り能天気である。ただ、日本でも映画館で狂人が暴れていてもスマホで撮影する余裕を見せるほど他人事だったりするのでこの辺は実はリアルな描写だったりする。
そして、本作の目玉はCGで作られた火星人の造形である。肥大化した脳みその気持ち悪さ。撃たれた時にドロっと緑色の液体が漏れ出す様、人間をバラバラにして合体させていくサイコパスさに、赤や緑の髑髏にしてしまうレーザー光線、なによりも「アッ、アー、アーーーー」と叫ぶ音の間抜けさ。徹底的に作り込まれた露悪的なデザインに興奮したのであった。










