【 #死ぬまでに観たい映画1001本 】『天使の顔』この状態で入れる保険はありますか?

天使の顔(1953)
ANGEL FACE

監督:オットー・プレミンジャー
出演:ロバート・ミッチャム、ジーン・シモンズ、ハーバート・マーシャル、モナ・フリーマン、レオン・エイムズ、バーバラ・オニール、ジム・バッカスetc

評価:60点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

「死ぬまでに観たい映画1001本」掲載のフィルム・ノワール『天使の顔』を観た。

『天使の顔』あらすじ

救急車の運転手フランクは裕福なイギリス人のトレメイン家に呼ばれ、ガス中毒で亡くなる寸前だった夫人を救ったことからその家の運転手になる。フランクは継母が助かった時ヒステリーを起こした娘ダイアンと恋仲になるが、次第に彼女が継母の殺害を企んでると疑い始める。天使の顔をした悪女ダイアンの悪巧みに気づきながらも、彼女にのめり込んでいくフランクの狂い出した歯車は誰にも止めることはできない。『ローラ殺人事件』と並ぶプレミンジャーの傑作フィルム・ノワール。

タワーレコードより引用

この状態で入れる保険はありますか?

『キャット・ピープル』もそうだが、フィルム・ノワールに出てくる男は窮地に陥りつつも「まだ大丈夫」とスカした顔をしがちである。レーサーとしてキャリアを築きつつも、第二次世界大戦でリセットされ、救急車の運転手として働いている男フランクに、逆玉の輿のようなチャンスに見舞われる。フランクのガチ恋勢となったダイアンは、店を持とうとする彼に出資の手配をし始める。何か怪しいぞと疑いつつも、飄々とした面持ちで彼女と関係を紡いでいく。そんな中、凄惨な自動車転落事故が発生し、裁判になる。

ゆったり、躙り寄るようなテンポで魔性の女の引力に寄せられていくいやらしさ、そして突然転落する車の強烈な描写が印象的だ。何よりも、裁判のシーンで丁寧に車の構造を説明することで、フランクを窮地に追い込もうとする。にもかかわらず、彼はひたすら楽観的に物事を捉えようとする痛ましさ。そこに恐ろしいものを感じた。残り8本。

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※MUBIより画像引用

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