【備忘録】神ラインナップな第23回釜山国際映画祭で観たい作品リスト

今年は第23回釜山国際映画祭に行きます!

10/4(木)~10/13(土)まで韓国・釜山で開催されるアジア最大級の映画祭・第23回釜山国際映画祭(부산국제영화제/Busan International Film Festival)。行った人の評判が高く、またラインナップも3大映画祭の作品を可能な限り上映してくれることからずっと行きたいなと思っていた。ダメ元で有給申請をしたら、奇跡的に取れた。ってことで10/5(金)〜10/8(日)まで映画祭に潜入することが決まりました。そうこうしているうちにラインナップが発表。スケジュールこそ出ていないが、あまりに観たい作品が多いので、優先順位をつけるためにここに備忘録として注目作品を並べることにした。完全に、ブンブンと一緒に行く映画仲間専用のまとめ記事ですが、暇つぶしにどうぞ。

3段階の優先度(必見、できれば観たい、可能であれば観たい)に分けて書いていきます。

優先度A:必見

ここでは、東京国際映画祭に来なさそう、日本公開がめちゃくちゃ遅そう、個人的理由で、時間が合えば必ず観たい作品をピックアップします。

The House That Jack Built

監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ライリー・キーオ、マット・ディロン、
ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマンetc

Midnight Passion部門で上映のラース・フォン・トリアー最新作。全編パワハラセクハラの衝撃のポルノ叙事詩『ニンフォマニアック』から4年。折角カンヌ国際映画祭から出禁解除となったにも関わらず、発表したのは2時間半の拷問殺戮映画だった。あまりに凄惨なシーンの連続に、カンヌ上映時多くの観客が途中退場した問題作。これは東京国際映画祭で上映されなさそう且つ、日本公開してもボカシが入りそうなので、MUST WATCH作品だ。

Happy as Lazzaro

監督:アリーチェ・ロルヴァケル
出演:Nicoletta Braschi、Sergi López etc

今回、Netflix案件として、アルフォンソ・キュアロンの『ROMA』が上映される。Netflix映画は基本的に劇場公開しないので、この手の注目作品がNetflix映画だと分かると悲しくなる。ただ、こちらの作品は劇場公開が世界中で決まっているので、日本でも大スクリーンで観られるかもしれない。正直、こちらを観るより優先すべきなのはこちらのNetflix映画。『夏をゆく人々』で第67回カンヌ映画祭審査員グランプリを受賞したアリーチェ・ロルヴァケル最新作。この前のカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した。東京国際映画祭の作品選定ディレクター矢田部さんが絶賛していたので、TIFF公開されるかもしれないが、ロルヴァケルはブンブンの記憶が正しければTIFFに出品されたことがない。それだけに上映される確率は低そうだ。また、『夏をゆく人々

』は日本公開時、岩波ホールでしか上映しておらず、しかも評判もそこまで高くなかった為、ここを逃すと劇場で観られない可能性が高い。ロルヴァケルは日本に紹介される前に、当ブログで『夏をゆく人々』『Corpo Celeste

』を紹介し、思い入れのある監督だけに観たい。

First Man

監督:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、ジョン・バーンサル、クレア・フォイetc

デイミアン・チャゼルのノーラン色しかないこの最新作は、アカデミー賞枠として東京国際映画祭で上映されるであろう。そして公開前からアメリカで炎上していることもあり、釜山でもチケット争奪戦は激しいであろう。それに既に来年2月に日本公開が決まっている。ただ、映画ブロガーとして、この映画は書きたい。デイミアン・チャゼル擁護派のブンブンにとって、これほど今書きたい映画はない。ってことでチケットが取れたらいいなー

Climax

監督:ギャスパー・ノエ
出演:ソフィア・ブテラ、Romain Guillermic、Souheila Yacoub etc

毎回エログロ大惨事、日本公開時にはボカシが入り、カオスとなるギャスパー・ノエの新作。既にキノフィルムズが配給権を獲得しているが、日本公開はどうせ来年の6月ぐらいになるだろう。おまけに酷いボカシになるだろう。なので、無修正で観られる釜山国際映画祭で狙いたい。

→NEXT:優先度B:できれば観たい

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