【映画館】北千住ブルースタジオで激レア映画『アデュー・フィリピーヌ』を鑑賞

北千住ブルースタジオに行ってみた♩

先日、EUフィルムデーズでペドロ・コスタ監督作『ホース・マネー

』を観るために有給を取った。映画は夜からだったので、昼に何か観ようとネットサーフィンしていたら、北千住でジャック・ロジエ特集が組まれているという情報を耳にした。

ジャック・ロジエとは、ヌーヴェルヴァーグの異端児で、10年に一本ペースでしか長編映画を作らない寡作な監督でもある。彼の才能は、ゴダールを熱狂させ、トリュフォーを嫉妬させたとまで言われている。フランス映画史を読み解く上で重要な監督の一人なのだが、、彼の作品を観るのは非常に難しく、TSUTAYAには置いてない上に、DVDは数万を軽く超える。特集上映ぐらいでしかお目にかかることのできない前作鑑賞難易度Aランクの監督なのだ。

それを今北千住でひっそりと、しかも35mmフィルムで上映されている。これはいくしかないでしょ!ってことで行ってきました♩

北千住ブルースタジオの行き方

北千住から、少し歩いた辺鄙なところにあるため、行き方を示しておきます。まず、北千住駅西口(マルイがある方)に出ます。そして、まっすぐ商店街を突き進みます。

左手にTSUTAYAが見えてきたら左折します。すると「ほんちょう商店街」が現れるので、まっすぐ進んでください。

右手に「東京芸術センター」が見えてくるので、そこへ入りましょう。2Fがブルースタジオです。

チケットは1Fの券売機から購入できます。

施設情報

入場料金

1回券:1,000円
6回券:5,000円
8回券:6000円
15回:10,000円

ジャック・ロジエを1,000円で鑑賞できるのは嬉しい♡

施設

公式サイトによると下記のような設備となっています。

客席は移動観客席220席、スタッキングチェア73席、車椅子スペースの合計294席。35㎜映写機2台に、音響は6.1チャンネルドルビーステレオデジタルサラウンドEX。

中に入ると、まるで大学のホールのような空間が広がっていました。六本木EXシアターを思わせる鉄骨感。巨大スピーカーは、無骨に置かれています。幕間に流れるリラックスミュージックが、反響し、心地よい空間。上映15分前になっても、客はブンブン一人だけ。まるで、人類が滅亡した後の核シェルターで、太鼓昔の人類のカケラを観るかのようなワクワク感があります。結局、上映開始時には私含め6人しかいませんでした。いくら平日13:00の回とはいえ、これは勿体無い…

映写室では、映写技師がセコセコとセッティングを行なっていました。テンションが上がります⤴︎⤴︎

ブルースタジオ公式サイト

→NEXT:『アデュー・フィリピーヌ』感想

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