“Ç”日本を超えた映画館で「アクトレス~女たちの舞台~」:日本2015年秋公開予定

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皆さん、
あけましておめでとうございます!
2014年、どんなステキな映画に
巡り会えたかな?
ブンブンはトラウマになるほど強烈な
作品に沢山出会えましたよ(^^)

そんなブンブン、今バカンス
中で色んな地方の映画館を
ウキウキで調査しているんだw

今日は日本を超えた映画館
arthouse LE PARISを紹介するぞ!

チューリッヒの映画館

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「日本の映画料金は高い」と言い続け早3年。日本を超える映画料金をスイスは叩き出した!問題の映画館はarthouse LE PARIS…スイス版TOHOシネマズシャンテで事件は起こった。

海外の映画館サイトは雑な事が多く、肝心な映画料金を載せてないことがある。そんな時、ネット購入から料金を調べるのだが、パスワードがいるらしくダメ~_~;直接行くことにした。奇遇な事に見逃したカンヌもの「SILS MARIA」上映してるらしいしね。

受付で事前に予習したドイツ語でチケット購入に挑戦。学生料金なし、一律22フランって!約2640円ではないかw
マジたけー(泣

バルコニー席

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バルコニーか一階席選べるのでバルコニーを選択。従業員選択式指定席。しかも、日本みたいに格子状に席を取っていかないので詰め詰め、老人たちに挟まれて観る。
映画前の予告編コーナーは
25分とクソ長い。最初5分は
静止画タイプの広告が5秒ごとに切り替わる。次の15分はスイス航空等大企業のCM。そして残りの5分で3つ映画の予告編を流す。正直キツイぞw

そんな鬼畜な映画館ですが、良かったことが3つある。

1.チラシがある♡

日本よりデカめなので大雪の中持ち帰るのが困難でしたが、あまりにもチラシのクオリティが高いので全力でお持ち帰り。傷ひとつつけずテイクアウトに成功!
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2.途中休憩がある

途中休憩文化はアイスランドが有名ですが、スイスでも行われていた。
いきなり途中で部屋が明るくなり
10分休憩。バルコニー席の老人たちは、ポップコーンを買いに…と思ったらアイスクリームが人気のよう。
あの…気温マイナスの国ですが。
今回の映画、なかなかハードだけに嬉しい休憩時間でした。

3.映画がおもろい!

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SILS MARIA
監督:オリヴィエ・アサヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、
クリステン・スチュワート、
クロエ・グレース・モレッツetc

日本では映画祭上映だけだったりする
オリヴィエ・アサイヤス監督作。

クロエちゃんや、「トワイライト」
シリーズのヒロイン出演だけに
恐らく日本公開するが今んとこ
公開未定なんだよね〜

ってか、ロバート・パティンソン
もそうだがファンタジー映画上がりの
役者にしては難しいカンヌものに
出演して出世しとるなー

しかも、クリステンは
大女優ビノシュのマネージャー
役なのに
完全クロエちゃんを捕食する
存在感の出し方。

「あーだり〜っ」
てオーラバリバリの演技。
いきなり暴れるビノシュと
打ち解け、ゆりゆりしくなる
とこなんて素晴らしいぞ(^^)

なんか、こういう人テレビや
会社で見たことあるわーw

そんなマネージャーが何をする
映画かというと…
危険な女役を演じて成功を収めた
女優が、20年後に同じ作品の
悲劇のヒロイン側を演じることに
なり葛藤するビノシュを
山奥で介抱しつつ、
危険な女役に抜擢され
スター道を浮かれあるく
クロエちゃんのスキャンダルの
尻拭いをするのだ!

主役はビノシュさんなのに、
理不尽ライフに立ち向かう
クリステンに共感。

クロエちゃんなんて影薄すぎ
だぞw

そんな奮闘記を木村大作ビックリ
絶景描写と
クラッシック音楽が心地よく
心に余韻を残す。

今回、全体的にカンヌもの
傑作揃いで無冠に終わったものの
悪くはなかったぞ!

フランス語ドイツ語ダブル字幕も
楽しめ大満足でしたw

さて2014年度カンヌ映画祭コンペ作コンプリートまで残すとこ5作品である。
次はアカデミー賞外国語映画賞
最有力候補「WILD TALES」かな?

日本公開は10/24(土)ヒューマントラストシネマ有楽町他にて公開!

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