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【ネタバレ】『バーフバリ 伝説誕生』王の凱旋が如何に神作かが分かる一本

【ネタバレ】『バーフバリ 伝説誕生』王の凱旋が如何に神作かが分かる一本

バーフバリ 伝説誕生(2015)
BAAHUBALI(2015)


監督:S・S・ラージャマウリ
出演:プラバース,ラーナー・ダッグバーティ,
アヌシュカ・シェッティ,タマンナーetc

評価:70点

今週金曜日に新宿ピカデリーでカルト映画『バーフバリ 王の凱旋』絶叫上映が開催される。ブンブンは先日、本作を鑑賞してすっかり虜になってしまい毎日のようにサントラを爆音で聴いている状況。当然ながら、この絶叫上映も行きます。ただ、未だに前作にあたる『伝説誕生』を観ていない。そんな中、この週末Amazon Videoで100円レンタルされていた。これは観るしか!と思い、早速『伝説誕生』を観てみた。すると…

『バーフバリ 伝説誕生』あらすじ

古代インド・マヒシュマティ王国のシヴァガミは刺客に狙われ、決死の逃亡を図っていた。命かながら、赤ちゃんを村人に託す。シヴドゥと名付けられたその赤ちゃんは25年後、川の上からどんぶらこどんぶらこと流れて来た謎の仮面に魅せられ、滝の上を目指す。滝上では、美しき女性アヴァンティカが革命軍と共に王国の圧政に対し謀反を起こそうとしており、シヴドゥは騒乱に巻き込まれていく…

『王の凱旋』がヤバすぎることを知った

物語自体は、『王の凱旋』を観たときのダイジェストで全部知っていた。だから、ラストにカッタッパがバーフバリを裏切ったところで終わることも知っていた。それを差し引いても、本作は意外にも普通のインド映画だった。スター・ウォーズさながらの、田舎者が自分の正体を知り覚醒する物語。そこに歌や踊りがあり、『バーフバリ』特有のぶっ飛んだギミック。例えば、布を空高く飛ばし、そこに炎の矢を放つことで、無数もの敵軍を焼殺するところなんかは見応えがある。しかしながら、『伝説誕生』はハリウッドのスペクタクルをなぞっただけの作品にとどまっていた。面白いのだが、音楽やアクションに物足りなさがあり、かといってインターナショナル版故か歌と踊りのシーンが少ない且つ物語の進行を阻害しているような印象を受けた。

それだけに、『王の凱旋』が如何に化け物かがよくわかった。唐突に、あれだけバーフバリと共に戦ったカッタッパが「俺はバーフバリを裏切った」と自白し終わる本作。あれから2年後、面白さを5億倍にして帰ってきた。歌は、物語を効率よく進行させるためのツールとして使われる。アクションのギミックも観客の予想を遥かに上回るもの。そして、前編の数々のシーンを伏線として回収する。凄い凄すぎる!まさに神業な続編だったのだ。

これはインドの民も発狂することだ。日本の映画ファンも酔いしれることだ。しかも、前編無くして後編は成り立たないことも今回本作を観て感じた。意外と普通な『伝説誕生』を観てこそ初めて、神の真の力を感じることができるのだ。

観るアーユルヴェーダこと『バーフバリ』。映画好きならWHY DON’T YOU WATCH BAAHUBALI?

P.S.それにしても、『伝説誕生』はR-15指定なのに、『王の凱旋』はG指定。これは永遠の謎だ。後編の方が暴力描写えげつないぞ…

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