“Ç”最強のふたりのタッグをもう一度!「サンバ」

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「サンバ」
監督:エリック・トレダノ、
オリヴィエ・ナカシュ
出演:オマール・シー、
シャルロット・ゲンズブールetc

日本では東京国際映画祭で上映、
12/26より全国ロードショーの
「サンバ」観てきた。
あの感動作「最強のふたり」
のタッグ再びってことで
期待高まりました。

その前に映画料金の詳細が
わかったのでお知らせします。
なんかGAUMONTも店舗によって
値段が異なるのだが、
一般10.80ユーロ、
学生は8.80ユーロ、
3D料金+2.00ユーロ、
3Dメガネ+1.00ユーロでした。

ここにも回数券が売っており、
5回券39.50ユーロ(1回7.90ユーロ)
でした。

さて、本題。
今回は、フランスで生活する
黒人がいきなり不法移民扱いに
なり拘留所に監禁される話。
んで、彼に魅せられた移民協力
ボランティアの女が手を
差し伸べるって話なんだ。

今回も、しっかり移民問題に
向き合い、ビザが失効していた
ことに気づかないところ。
料理人目指しているのに、
全く職違いのバイトに
応募するところ。
電車での冷ややかな目など、
移民のツラさを前面に出しています。

しかも、笑いを随所に
散りばめることで大衆化にも
成功している、ビジネス的にも
戦略的な作品だ。

ただ、ただ…前作がまさに
最強過ぎて今回はどうも
消化不良ギミでした~_~;

確かに「最強のふたり」も
そうだが、「アニー」張りに
運が良すぎる。
でも、「最強のふたり」は
結構自然に描いていたので
なんとも感じなかったが
今回は露骨である。

何たって、たまたま主人公が
イケメン(オーラも凄い)だった
からボランティアの女が
惚れて救済するって
どう考えてもボランティアの
精神からそれている。
しかも、職権濫用してまで
彼を助けて「いい事しただろー」
と言わんばかりの演出は
鼻につきます。

実際、フランスを歩くと
見かける貧しい移民は目つきが
本当に怖いから、
電車に乗っても冷ややかな目を
浴びせられるのが現実であり、
オマール・シーがどうも
似合わないのだ。
なんか、日本でケバブ売っている
陽気な黒人にしか見えません~_~;

制作は日本で言う東宝にあたる
GAUMONT。ちょっと前作の
成功にあぐらをかいてしまった
残念作だったかなー


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