みんなは、プルーストの「失われた時を求めて」って本を知ってるかな?
日本にはありがたいことに、漫画版があるから時折復習しつつ昨日6巻まで読み終わりました^o^
この小説は、ある人の幼少期から死ぬまでを描いたラブストーリーで巻を追うごとに主人公が純愛から汚い愛物語へと心変わりしていく。
前半は、ジルベルトという美しい少女に気に入られるために奮闘する純愛物語だったのに、次第に色んな女に手を出し、上級社交界へと突き進むうちに、他人の恋愛を観察し嘲笑する男へて変わっていく。
6巻では、自分の知り合いがゲイやマゾになったと聞いて、何故ゲイやマゾになったかを推理するシュールさ。でも何処か親近感がわくストーリーだ。
華やかに勉強頑張る
フレッシュマンも、
2年目になると自分の限界をしり退廃に陥ってく。他人を気にし、自分は退廃から抜け出そうともがく。
大学人生とこの小説がリンクしているようで、また面白かった。もはや、6巻になると今まで散々話した芸術の話がなくなるんだもの。主人公がどこまで堕ちるのかが楽しみですな。
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