『セミマゲドン』蝉と青春の旅立ち
サメや恐竜の謎映画を積極的に円盤化するコンマビジョン渾身の新作『セミマゲドン』が残暑見舞いのごとく日本へ襲来しました。原題はCICADA、「蝉」である。この邦題センスに惹かれ、DVDを買いました。ということで早速、完走した感想を書いていこうと思います。
サメや恐竜の謎映画を積極的に円盤化するコンマビジョン渾身の新作『セミマゲドン』が残暑見舞いのごとく日本へ襲来しました。原題はCICADA、「蝉」である。この邦題センスに惹かれ、DVDを買いました。ということで早速、完走した感想を書いていこうと思います。
今年の初めの方にclubhouseでオススメされた日本映画『人魚伝説』。Netflixにあることは前々から知っていたのですが、本業が忙しく中々観られなかった。夏休みなので観てみたのですが、これがめちゃくちゃ面白かった。『狂い咲きサンダーロード』や『太陽を盗んだ男』に匹敵するパワフルなアクション映画でした。
今回、アスミック・エースさんのご好意で2021/9/10(金)公開の『ソウ』シリーズ最新作『スパイラル:ソウ オールリセット』を一足早く観ましたので感想を書いていきます。
志村けんが新型コロナウイルスの犠牲となり、製作が危ぶまれた山田洋次最新作『キネマの神様』。映画芸術の人は山田洋次映画をパブリックエネミーとして敵視しているけど、私は山田洋次監督のコテコテの人情喜劇は好きだ。昭和のオムライスを食べに行く感覚で毎回映画館へ駆けつける。しかしながら、この『キネマの神様』を観て彼に大きく失望した。自分の信じていた人に裏切られたような気持ち、ワーニャのような怒りがフツフツと沸き起こってきた。
映画仲間が2020年のベスト映画に挙げていた青春映画『サマーフィルムにのって』を観てきました。映画を作る方の「映像研には手を出すな!」としてかなり期待していたのですが、正直問題が多い映画でした。
EXILE(2020)Exil 監督:Visar Morina出演:ミシェル・マティチェヴィッチ、サンドラ・フラー、ライナー・ボック、トーマス・ムラーツ、Flonja Kodheli etc 評価:90点 おはようござい…
1年の沈黙の期間を経てワイスピ最新作が日本公開されました。平日にもかかわらず映画館が賑わっていたことからいかに人々はハリウッド超大作に飢えていたかがよく分かるでしょう。私も普段は日本未公開のアート映画中心に観てますが、たまには映画館で大味アクションに接待されたいもの。ということで観てきました。
『氷海の伝説』で第54回カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞後、ドキュメンタリー、劇映画を幾つか制作してきた。2016年にはザカリアス・クヌクがイヌイットとしての先住民意識が芽生えた作品であるジョン・フォード『捜索者』をリメイクした。そして2019年。ヴェネチア・ビエンナーレでは今回紹介する『ᓄ ᐊ ᐱ ᐅ ᒑ ᒼ ᑑ ᑉ ᐅ ᓪ ᓗ ᕆ ᓚ ᐅ ᖅ ᑕ ᖓ(英題:One Day in the Life of Noah Piugattuk)』と併せて、イヌイット史に関するインスタレーションが展示された。本作は、1961年に起きた事件の映画化だ。
昨年、私は米国iTunesで謎の言語で書かれたタイトルに惹き込まれた。『ᒪᓕᒡᓗᑎᑦ(英題:Searchers)』はなんとイヌイット語の作品であるだけではなく、ジョン・フォードの不朽の名作『捜索者』のリメイク作品だったのです。酷寒の地域の作品故か、人間の膠着した動き、そこから突然動き出すアクションが独特であり私の好奇心を刺激した作品であった。だが、私としたことかブログに書き忘れて1年が経ってしまった。ふと最近、『ᒪᓕᒡᓗᑎᑦ』を再観してブログに書こうかと思って米国iTunesを開いたら、本作の監督であるザカリアス・クヌク監督作品が結構観られることが判明した。しかも、彼が第54回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞した作品は『氷海の伝説』という邦題で岩波ホールにて上映された過去が明らかとなったではありませんか。しかもAmazonではパンフレットが売られている。というわけで、この夏はザカリアス・クヌク特集を組むことにしました。今回は彼の代表作『氷海の伝説』について語っていこうと思います。
Twitterで密かに高評価の声が上がっている『ベイビーわるきゅーれ』。私の行きつけの「あつぎのえいがかんkiki」で上映されていたので、会社帰りに観て来ました。確かに面白い。