ブレインストーム(1983)
BRAINSTORM
監督:ダグラス・トランブル
出演:クリストファー・ウォーケン、ナタリー・ウッド、ルイーズ・フレッチャーetc
評価:60点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』などの特撮で知られているダグラス・トランブル監督作『ブレインストーム』を観た。今となっては日常的かつアニメでもあるような話なのでわかるが、当時としては異様なテンションでよくわからないことをやっているんだろうなと思うような作品であった。
『ブレインストーム』あらすじ
ノース・カロライナ州のエバンズ電子研究所。ここでは、他人の思考・記憶・感覚の全てを実体験できる“ブレインストーム”と呼ばれる装置が開発されていた。ついにマイケル博士たちは実験に成功するが、さまざまな可能性を秘めた装置を狙って軍が動きだし…。
ダグラス・トランブルは時代を先取りしすぎた
他者の見た世界に入り込むことができる装置の実験シーンから始まる。映画はVRを意識したように他者の視点を強調したイメージを挿入していく。やがて、この技術が軍事利用されることとなり研究者との間で摩擦が発生。陰謀めいたドラマへと発展していく。今敏『パプリカを実写化したかのような研究者が自らの技術によって翻弄されていくドラマとなっているのだが、全体的に物語よりも映像演出に拘り過ぎているために、異様に金のかかったセットの割りに分かりにくい物語となっている。今ならVRChatやらSNSやらで仮想空間が日常的なものとなっているのだが、当時の人からしたらよくわからないだろう。それにしても、メディアによる洗脳みたいなのって今や日常的に行われているよなと、アテンション・エコノミーの時代を生きる私は痛感させられた。










