「キャプテンハーロック」もはや実写!カリスマの法則

キャプテンハーロック

監督:荒牧伸志
出演:小栗旬,三浦春馬,蒼井優etc

評価:70点

Netflixに「キャプテンハーロック」がアップされていた。松本零士のSF漫画のアニメ映画版だ。総製作費3000万ドルをかけて新たに描くフルCGアニメーションとのことだが果たして…

「キャプテンハーロック」あらすじ

宇宙全体に散らばった人類が、地球の居住権を巡って争う中、宇宙の彼方にロマンを抱き活動するスペースパイレーツがいた。そんなスペースパイレーツにヤマという新入りが入ってくる。彼はスペースパイレーツのドンであるハーロック暗殺指令を受けていて…

カリスマの法則

本作はCGアニメなのだが、全くCG感を感じないほどリアルだった。それこそ、和製「スタートレック」みたいな感じで、壮大な宇宙を舞台に激アツドラマ、そして惑星の文化や気候と戦いながらロマンを追求するその勇士に魂が揺さぶられた。完全になめていました。

何故こんなに熱いのか?それはキャプテンハーロックのカリスマ性が全力で伝わってくるからだ。彼の暗殺を目論み、アルカディア号採用試験にヤマが行くところから始まる。荒々しく暴力的な面接官の後ろに微かに映るキャプテンハーロック。その立ち姿から猛烈なオーラを感じる。ミッション中、ほとんど話さないのだが、ヤマが惑星に取り残された際に先陣を切って助けに行く。例え、自分が死んでも仲間がアルカディア号の跡を継いでくれると自信を持っているかのように。

多くの組織のトップは、その座にあぐらをかいてしまうことと戦っている。ましてや新入りの危機をトップが助けることはなかなかない。世話役に任せてしまいがちだ。しかし、そこを助けに行く。例え、暗殺者だと分かっていても何事も内容に振る舞う。そりゃ、暗殺者もハーロックに魅せられてしまうだろう。

アルカディア号は「自由」を求めて宇宙を旅している。その「自由」とは、ある種不安定でもある。自分の立場にあぐらをかいては自由は得られない。ドンのハーロック自身が自由を体現しているからどんな人が観ても、惚れてしまう。海賊なのに魅せられてしまう。ブンブン完全になめていましたが、すっかり熱くなった作品でした。

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