十三人の刺客(1963)
13 ASSASINS(1963)
監督:工藤栄一
出演:片岡千恵蔵、
里見浩太朗、
嵐寛寿郎etc
評価:70点
2010年に三池崇史がリメイクした「十三人の刺客」。あの地獄のような殺陣シーンは映画史に残るほど凄いものを感じた。ただ、先日1963年の元のバージョンも殺陣シーンが凄いと伺ったので、Amazonプライムビデオで観て観ました。久しぶりにAmazonプライムビデオを開いたのだが、AmazonプライムビデオはNetflixとは違い、時代劇とやくざ映画に強いようですね。「十三人の刺客」あらすじ
明石藩の間宮が自決した。彼は藩主松平左兵衛斉韶の暴君っぷりを訴えていた。そこで、13人の刺客が集い、藩主松平左兵衛斉韶の抹殺を目論む…良い意味でも悪い意味でも「七人の侍」
工藤栄一監督は、黒澤明の「七人の侍」に果たし状を叩きつけた!物語の展開が完全に「七人の侍」なのです。前半1時間は、作戦会議に時間を割いている。そして、濃厚な心理戦も展開されている。録音技術が当時未熟だったため、何を言っているのか分かりにくいのだが、これが面白い。刺客側は、多勢に無勢と分かっているため、なんとしてでも狭いところに敵を追い込みたく裏工作を行う。しかし、敵もかなりの策士。上手いようには動いてくれない。この水面下の心理戦は時代劇史上最高レベルの濃厚さを誇っています。ただ、先述の通り聞き取り辛い。黒沢清の「七人の侍」が苦手なブンブンとしては同じ感覚で、本作の前半部分は冗長に感じてしまった。「七人の侍」と比べて、13人のキャラが立っていないというところも影響して正直キツかった。
アクションは凄い!
しかしながら、終盤35分のアクションシーンは「七人の侍」以上!強いて言うならば、CGを使っていないにも関わらず三池崇史版並みに大迫力なアクションであった。「七人の侍」も「300」もそうだが、多勢に無勢なら、物理的に敵の人数を揃えるテクニックを使う。こういう映画は、空間の魅せ方が重要になってくるのだが、この「十三人の刺客は見事に立体的なアクションを見せてくれる。袋のネズミになり、しどろもどろになる敵軍。そして、巧みに練られた導線を駆け巡る刺客。そして死人が出るのではと思うほどの危険なトラップの数々にブンブンの心は燃え上がった!そう、本作は1時間耐えると至極の褒美にありつける作品でありました。












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