処刑山-デッド・スノウ-(2007)
DEAD SNOW
監督:トミー・ウィルコラ
出演:ヴェガール・ホール、ラッシー・ヴァルダル、ヤップ・ベック・ラウセンetc
評価:75点
おはようございます、チェ・ブンブンです。今月、ヒューマントラスト渋谷で開催される未体験ゾーンの映画たち2020でノルウェーカルトゾンビ映画の続編『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』が上映されます。ブンブンの映画仲間曰く、この続編がサイコーに面白いということで予習として1作目を観てみました。最初はごく普通のゾンビ映画に見えたのだが、後半30分が楽しすぎて驚愕しました。
『処刑山-デッド・スノウ-』あらすじ
冬休みを満喫するため冬山へ入った医学生の仲間たちが、山小屋の床下にナチスの隠し財宝を発見する。医学生たちはその財宝をいただくことにするが、実はその場所は殺されたナチスの兵団が眠る場所で、凍土の中からナチスの兵団が冷凍ゾンビとして大量に復活。圧倒的なパワーと残虐性で、彼らを次々と血祭りに上げてしまう。
※Yahoo!映画より引用
インスタ映え間違いなし!ナチスゾンビのドヤ顔に爆笑
ノルウェーローカル映画っといったのっぺりとした画が展開していき、ゆるーい大学生の冬休みが幕を開ける。ホラー映画の鉄板雪山にやってくると、謎のおっさんがやってくる。思わせぶりな展開を延々と1時間魅せられて、これは普通の退屈なゾンビ映画なのかな?と思っていたのだが、後半30分、白昼の銀世界で巻き起こるゾンビアクションがとてつもなく面白い。何故か、各キャラクターは一人ずつナチスゾンビ軍団と戦わないといけない。雪の中から、三隅研次かと思う程待ってました!と言わんばかりにゾンビが登場する。そして、手前にゾンビの顔があり、奥に無数のゾンビがいる構図を作って、各々がドヤ顔をするのだ。人体解体シーンも、まるで旅行の記念撮影のような力の入れよう。これはナチスゾンビも冬休みなのでは?と思ってしまいます。
ただ、手数が圧倒的に多い。地団駄を踏んで、ゾンビを撃退したり、ゾンビから逃げていたらいつの間にか並走している。ゾンビから逃げているうちに、木に内臓が引っかかり、そのままビヨーーンと伸びるなどなど、他のB級ゾンビ映画でもなかなか観られないヴィジュアルが所狭しと並んでいるのだ。
基本、昼間のシーンばかりなのでホラー映画が苦手な人もノープロブレム。安心して楽しめる一本となっていました。これは未体験ゾーンの映画たちで続編『処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ』を観なくては!
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