mid90s ミッドナインティーズ(2018)
原題:Mid90s
監督:ジョナ・ヒル
出演:サニー・サジック、キャサリン・ウォーターストーン、ルーカス・ヘッジズ、ジェロッド・カーマイケルetc
評価:60点
2018年、ポール・ダノ、ブラッドリー・クーパーに次いでジョナ・ヒルも監督デビューしました。しかも最強インディーズ映画会社A24をバックに連れている。そんな彼の監督デビュー作品『Mid90s』を観ました。
『Mid90s』あらすじ
Follows Stevie, a thirteen-year-old in 1990s-era Los Angeles who spends his summer navigating between his troubled home life and a group of new friends that he meets at a Motor Avenue skate shop.
ブンブン訳:1990年代ロサンゼルスに住む13歳のスティービーについてくるがよい。問題のある家庭、そしてスケートショップ”モーター・アヴェニュー”で出会った仲間との一夏を描く。
ジョナ・ヒル『KIDS』に愛を捧げる
恐らくジョナ・ヒルは『KIDS』みたいな作品を作りたかったのだろう。スケボーに魅せられていく少年たちを描いてる。ヘナチョコ少年がスケボーによってヤンキーの集落に馴染んでいく。最初はビクビクしていたスティービー少年も、一つ一つ通過儀礼のように危険に挑んでいく、立ち入り禁止場所に入り、警察官にヤジを飛ばす。屋根の大穴をスケボーで飛ぼうとして転落する。傷つきながらも大人になっていくスティービーの逞しさに、ブンブンの幼少期が重ね合わさっていき、どこか懐かしさを覚えます。ただ心にグッと来るとこれがあったものの、個人的にあまりスケボーに思い入れがないので、ダラダラとスケボーに励みダラダラと過ごす少年たちに魅力を感じなかった。ポール・ダノ、ブラッドリー・クーパーの方が腕前は上かなと感じました。
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