ポーラー 狙われた暗殺者(2019)
POLAR
監督:ヨナス・アカーランド
出演:マッツ・ミケルセン、バネッサ・ハジェンズetc
評価:75点
みんな大好きマッツ・ミケルセンの映画がNetflixにやってきたぞ!ポスターを観てください!厨二病の塊だ!硬めの、黒ずくめ、これだけで傑作の予感しかしません。んで、実際に観てみたら、案の定素晴らしいアクション映画でしたぞ!
『ポーラー 狙われた暗殺者』あらすじ
Víctor Santosの同名グラフィック・ノベルの映画化。殺し屋稼業から引退することになったDuncan Vizla。しかし、そんな殺し屋を生かす奴などいるわけがない!様々な刺客が彼に襲いかかる!彼は果たして逃げ切ることができるのか?マッツ版『ジョン・ウィック』だ!
本作は『ジョン・ウィック』に対抗したような作品だ。『ジョン・ウィック』がシリアスなキレッキレのアクションを魅せていたのに対して、こちらはコミカルなギャグでアクションを魅せてくる。いきなり、アース・ウインド・アンド・ファイアーの『セプテンバー』に合わせて強烈な殺戮が繰り広げられます。颯爽と殺す、マッツ・ミケルセンに惚れ惚れとしてしまいます。そんな彼も、年齢が年齢なので引退することになる。残りの人生をどうしようかとフラフラしているのだが、悪の集団は彼を休ませようなどするはずがありません。まあ、バトルの合間を縫って、彼は先生になるのだが、不器用な彼は模擬授業で生徒の前で殺しの極意を教えてしまう。ヴィジュアルやアクションは、本格的で、登場人物は皆真顔なのに、やっていることがいちいちしょうもなくて爆笑してしまいます。
これぞ、中学生が考えたアクション映画だ!木曜洋画劇場でやっていても可笑しくありません。やっぱり、眼帯をつけたマッツ・ミケルセンが、傷だらけになりながらも、頑張って人を倒すところ観たいじゃありませんか。これは映画ファンの欲望を具現化した、おもちゃ箱のような作品といえます。原作もヴィジュアルがめちゃくちゃカッコよかったので、いつか買って読んでみたいです。
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