ジャングル・ブック(1967)
THE JUNGLE BOOK
監督:ウォルフガング・ライザーマン
声の出演:フィル・ハリス,
セバスチャン・キャボットetc
評価:20点
夏の大作として、実写版「ジャングル・ブック」が控えている。
8/11日本公開の本作は、
既にアメリカで5億ドルの大ヒットを
しており、野生児モーグリ
目線のアクションも楽しめる
体験型ムービーとして評判を
集めている。
実は「ジャングル・ブック」の
映画化は3度目で、
1994年に実写版も
作られている。
(その時の主演は
「バック・トゥ・ザ・フューチャー
PERTⅡ」に出てきた雑魚キャラ3人組
の一人ホワイティ役の
ジェイソン・スコット・リー)
今日は、一番最初の映画
1967年のアニメ版
「ジャングル・ブック」
を観たので報告をするぞ~
「ジャングル・ブック」あらすじ
密林で赤ちゃんが放置プレイ!黒ヒョウの一族が
まさかのテイクアウト!
思春期になった少年と
動物たちの
ムツゴロウさんもびっくり
ライフを綴った
ハートウォーミングドラマ。
鈍重な脚本
本作はウォルト・ディズニー死後
最初の映画化だ!
それ故か、
スティーブ・ジョブズ死後の
Apple Watchがヒットしなかった事件
同様、非常に難ありな作品と
なっている。
まず黒ヒョウが得体の知れぬ
赤ちゃんを拾うところから始まる。
まるでアメリカの人気アニメ
ドーラのようなたくましいワイルド
さを持つ、少年へと進化を
遂げていた。
さて、なんか事件が起きるのかな~
と思ったら、あまりに単調に
起承転結の「承」がラスト20分まで
続くのだ。確かに蛇に喰われそうに
なったりするが、
人間として生きるか野生児として
生きるかといった苦悩もなく、
淡々とワイルドライフを送るのだ。
その少年の生き様描写は
まさにムツゴロウさんそのもの。
「戦場でワルツを」のような
アニメドキュメンタリーかな
と思うほどだ。
そして、ラスト20分で
虎と闘い、
人間の女と会い別れが
訪れる訳だが、
どうも脚本が頭でっかち
であまりに「承」が長すぎて
「転結」の描写で観客が
感じるであろうカタルシスも
切なさもないのだ。
ただ、実写版はそのたるさは
完全に払拭されている
模様。アニメ版に寄せているが、
アクションに力を入れている。
これは8/11に映画館へGOだ!
ちなみに…
7/30に「ターザン:REBORN」が公開されるのだが、
ネタが被ってしまっているw
興業で勝つのはどっちだ?
コメントを残す