撮影賞
・エド・ラチマン「キャロル」
・ロバート・リチャードソン「ヘイトフル・エイト」
・ジョン・シール「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」
・エマニュエル・ルベツキ「レヴェナント:蘇りし者」
・ロジャー・ディーキンズ「ボーダーライン」
予想:エマニュエル・ルベツキ
「レヴェナント:蘇りし者」
上半期までは、「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」優勢だったのだが、
「レヴェナント:蘇りし者」が
いまグイグイ来ている。
というのも「ゼロ・グラビティ」
「バードマン」とあまりに凄すぎる
カメラワークを魅せる
天才撮影師エマニュエル・ルベツキ
が担当しているからだ。
酷寒の地で、マジック・アワーを
使って早撮り、しかも
俳優の顔面近くにて猛スピードで
追い回す彼のキャリア、
最高レベルのテクニックが
使われているとのこと。
実は、本作は1971年に
「Man in the Wild」という
タイトルで映画化されており、
全く同じ事をしているので
ルベツキは1971年版と
闘ったといえよう。
もしルベツキが受賞したら、
2年連続受賞の
レオン・シャムロイ
(1944:ウィルソン
1945:哀愁の湖)、
ジョン・トール
(1994:レジェンド・オブ・フォール
1995:ブレイブ・ハート)
を超えることとなる。
ちなみに、この賞最多受賞者は
レオン・シャムロイ
(1942:海の征服者
1944:ウィルソン
1945:哀愁の湖
1963:クレオパトラ)、
ジョセフ・ルッテンバーグ
(1938:グレート・ワルツ
1942:ミニヴァー夫人
1956:傷だらけの栄光
1958:恋の手ほどき)
の2人4作品受賞である。
編集賞
・ハンク・コーウィン「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
・マーガレット・シクセル「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」
・ステファン・ミリオン「レヴェナント:蘇りし者」
・トム・マカーデル「スポットライト 世紀のスクープ」
・マリアン・ブランドン他「スター・ウォーズ:フォースの覚醒」
予想:マーガレット・シクセル
「マッド・マックス/怒りのデス・ロード」
撮影賞を獲れなかった反動でこっちはマッド・マックス勢が獲るであろう。
あんだけ情報量の多い、
戦闘シーンをよくぞつなぎ合わせた!
流石に「レヴェナント:蘇りし者」でも
編集ではコイツに勝てないだろう。
「スター・ウォーズ」?
あんたの出る幕ではない…
関連項目
・第88回アカデミー賞予想 外国語映画賞&長編ドキュメンタリー賞
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