“Ç”ブンブン映画ランキング2015「ダメダメ作品」部門ワーストは巨人か?ギャラクシーか?

第6位:就職戦線異状なし

就職戦線異常なし

監督:金子修介
出演:織田裕二、的場浩司、坂上忍etc
製作年:1991

世界観が「異常」な本作。
就活生のブンブンが観て激怒ものである。
あんな最後まで非常識すぎる男が、
有名企業の内定を取るなんて、
人の人生で競馬をするなんて、
もうどうかしています。
就活の心構えを勉強するには
使えるのだが、作品としては酷かったぞw

第7位:そこのみにて光輝く

監督:呉美保
出演:綾野剛、池脇千鶴
製作年:2014

キネマ旬報ベストテン1位作品なんだけれど、
良さが分からなかった。
第一、佐藤泰志の北海道を舞台にした作品なのに
映像としては中上健次小説っぽく映像に翻訳
していることが問題である。映像から北海道の
匂いが全くしない。このミスリードが作品全体から
リアリズムを奪ってしまった。

第8位:百日紅~Miss HOKUSAI~

監督:原恵一
出演:杏、松重豊
製作年:2015

変に日本美を押しつけようとする、
万人受けさせようとして不協和音を
起こした作品。着眼点は素晴らしいのに、
葛飾北斎とお絵かきし合うだけ、
恋愛描写も中途半端になってしまっている。
仮に中途半端な恋愛を日本の美として描くなら、
サントラを和ロックにすべきでない。
きちんと琴や三味線で優雅に流れる音楽の
下で繰り広げて欲しかった。

第9位:ミュータント・タートルズ

監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:ミーガン・フォックス、
ウィル・アーネット
製作年:2014

ミーガン・フォックス扮する
ジャーナリストの自己中さは
もやはヒロイン失格である。
口が軽く、折角秘密裏に
亀さんたちが頑張っていたのに
大富豪に存在を伝えてしまったから
亀さんたち存命の危機に。
このジャーナリストがいなければ
あんなことは起きなかったろうに
可哀想でしかたがなかった。

第10位:ソロモンの偽証 後編・裁判

監督:成島出
出演:藤野涼子、石井杏奈、佐々木蔵之介etc
製作年:2015

前編は非常に良かった。
群像劇としてキャラクターの動かし方、
回想シーンの使い方に技ありだったのだが、
後編に来て竜頭蛇尾。
クオリティが落ちてしまった。
まあ、そもそもこの原作のエンディングが
酷いので、何故映画化した感が
否めないのだが、
その消化不良感を完全に再現してしまったので
1ヶ月近く後編を待ち望んだブンブンを
がっかりさせるに至った。うーむ

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