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【 #ワールドカップロシア2018 】ブンブンのオールタイムベスト ポーランド映画

【 #ワールドカップロシア2018 】ブンブンのオールタイムベスト ポーランド映画

【 #ワールドカップロシア2018 】ブンブンのオールタイムベスト ポーランド映画

ワールドカップロシア2018、日本が意外と強い!コロンビアに快勝し、強豪セネガルに対し同点で耐えた!そんな日本ですが、6/28(木)23:00にグループH最終戦でポーランドと戦う。引き分け以上で決勝トーナメントに進出できる。ポーランドはFIFAランキング8位と今までの相手と比べ圧倒的に格上だ。しかし、今シーズンは不調で、まだグループHで1勝もあげられず、既にワールドカップ敗退が決まっている国だ。ポーランドといえば、アンジェイ・ワイダやイエジー・スコリモフスキ、ロマン・ポランスキーといった映画史に残る巨匠を次々と輩出してきた国。また、ポーランド国内に留まらず、国外でも積極的に映画を作っている。

ちょうど現在公開中の『告白小説、その結末』は、ロマン・ポランスキー監督が、フランスのオリヴィエ・アサヤス監督と共に全編フランス語で製作しているフランス、ベルギー、ポーランドの合作映画だ。

先日、苦し紛れに紹介したセネガル映画とは違い、ブンブン、結構ポーランド映画、ないしポーランド人が製作した映画を観ていたのでベストテンが作れます。ってことで、ブンブンのオールタイムベスト ポーランド映画を紹介していきます。

1位:早春(1970)

監督:イエジー・スコリモフスキ

ポーランド監督イエジー・スコリモフスキがイギリスで撮った作品にして、全世界の男必修科目だ!年上女(ポール・マッカートニーの元カノであるジェーン・アッシャーが演じている)に惚れた童貞少年が、自分の理想像を彼女に求め、ストーカーに化ける作品。男は誰しもが通過する、女性に対する誤った行動をキャット・スティーヴンスのカッコよすぎる音楽、狂ったギャグで包み込む。ブンブンのオールタイムベスト作品でもある。男の道徳の教科書だ!

2位:尼僧ヨアンナ(1961)

監督:イェジー・カヴァレロヴィチ

高校時代に観てトラウマになったエクソシストもの。とにかく発狂する尼僧の顔が怖すぎて、寝られなくなります。決して、ひとりで見ないでください。クリスチアン・ムンジウ監督のルーマニア映画『汚れなき祈り』は恐らく本作を意識したであろう。日本ではDVDが絶版らしくプレミア価値が付いている。なんとか、ブルーレイで復刻しないかなー。マーメイド・フィルムさんあたり、よろしくお願いします!

3位:殺人に関する短いフィルム(1988)

監督:クシシュトフ・キェシロフスキ

ハードコア度100倍『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。元々、テレビシリーズ『デカローグ』の1話だったのを長編映画化。男が車内で首絞めを行う様子の生々しさ。廃墟の中から出土したような、朽ちた映像がたまらん!ラストも衝撃的だ。

4位:シルバー・グローブ/銀の惑星(1987)

監督:アンジェイ・ズラウスキー

ハードコア』のはるか昔に存在したFPS映画。謎の惑星に不時着した人が、天変地異、現地民との交流、戦争といった騒乱を主観で撮っている。まるでVR映像を観ているかのような没入感。ホドロフスキー幻の作品『DUNE』の断片を観ているような作品だ。

5位:反撥(1965)

監督:ロマン・ポランスキー

『イレイザーヘッド』『マザー!』に影響を与えた作品。精神病んでいく女の観る幻影が気持ち悪すぎてトラウマ。特に腐ったウサギの丸焼き描写、突然壁に亀裂が入っていく描写は、背筋がぞわぞわするほど気持ち悪かった。

6位:地下水道(1956)

監督:アンジェイ・ワイダ

『ソハの地下水道』の原点。大虐殺から逃れるため、悪臭漂う地下水道に逃げる男。画面から腐敗臭が漂ってくるほど、ドロドロぐちゃぐちゃな映像に魂がゴリゴリ削られていきます。そして徹底的に《闇》を描くことで、陽の目を浴びるシーンのカタルシスは映画史に残るほどの強烈さを持っている。

7位:水の中のナイフ(1962)

監督:ロマン・ポランスキー

ロマン・ポランスキーのデビュー作にして圧倒的作家性を発揮。物語の8割は船の上、登場人物は3人のみ。夫婦とナイフを見せびらかす男。ナイフを首元かすめるようなヒリヒリとする会話劇のハラハラドキドキ感が魅力的。ポランスキーは後に『毛皮のビーナス』で登場人物2人で物語るようにまで進化を遂げます。変態監督でアメリカに延々に入国できないクズだが、私は応援したい。好きだ。

8位:ふたりのベロニカ(1991)

監督:クシシュトフ・キェシロフスキ

クシシュトフ・キェシロフスキは色彩の魔術師だ!赤と緑のコントラストの下で繰り広げられるドッペルゲンガーもの。人形使いが、容姿も名前も一緒の女を繋げていく神秘的空間に言語化しにくい魅力がある。

9位:アンナと過ごした4日間(2008)

監督:イエジー・スコリモフスキー

寝ている間に何かされてる…イエジー・スコリモフスキ魅惑の変態映画。コミュ障の男が一目惚れした女の子に触れたい一心で夜な夜な部屋に侵入しあんなこといいなデキたらいいなをキメるどうかした作品。どうかしている変態っぷりに爆笑するとともに切なくなりますw

10位:結晶の構造(1988)

監督:クシシュトフ・ザヌーシ

クシシュトフ・ザヌーシ監督作とは相性が悪いのだが、本作は大好きだ。冒頭から、何もない雪の荒野をシャープな映像で収める美しさにのめり込む。そして本作は元友映画として普遍的切なさを描いている。学生時代が終わり、一人は科学者の道を歩み、もう一人はチャラ男として生きる。もはや世界観が180度変わってしまい、昔にように純粋におしゃべりできなくなってしまった様子に心苦しくなる。ブンブンもそんな経験…あります。

最後に…

今回、初めてポーランド映画縛りでオールタイムベストを作ってみたのですが、意外にもポランスキー好きだと分かりました。結構TSUTAYAで借りれる作品も多いので、ポーランド戦に備えて、是非挑戦してみてください。

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