【YIDFF2021】『リトル・パレスティナ』何もなければ、サボテンを、道草を、水に溶かしたスパイスを飲むしかない…
リトル・パレスティナ(2021)Little Palestine, Diary of a Siege 監督:アブダッラー・アル=ハティーブ 評価:70点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー…
リトル・パレスティナ(2021)Little Palestine, Diary of a Siege 監督:アブダッラー・アル=ハティーブ 評価:70点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー…
リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020) 監督:神志那弘志出演:皆川純子、松山鷹志、高橋美佳子、置鮎龍太郎、諏訪部順一、朴ロ美(朴路美)、杉田智和、武内駿輔、竹内良太et…
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021大賞を獲った作品は香港民主化デモにおける香港理工大学籠城事件を内部から捉えた『理大囲城』だった。匿名の監督たちによる作品より、本作には監督が実質存在しない。現地では上映できず、日本公開も非常に難しいとのことなので、最終日の臨時上映に駆けこみました。本作に採点をつけるような真似は私にはできない。だが、多くの方に観て欲しいので、FilmarksとTwitterのみ★5をつけることにしました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭でモロッコの作品『光の消える前に』を観ました。本作はMUBIで配信されている『いくつかの無意味な出来事について』のフッテージを使用してモロッコ映画史を分析する作品なので予習して観ました。
カマグロガ(2020)Camagroga 監督:アルフォンソ・アマドル 評価:60点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー映画祭で『カマグロガ』を観ました。スペイン・バレンシア地方の農業を捉…
アメリカだと、ニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツが力を持っており、第71回カンヌ国際映画祭のコンペティションに学校のプロジェクトで作った映画『Yomeddine』を出品したり、セネガル出身監督ママドゥ・ジャの『Baamum Nafi』を第72回ロカルノ国際映画祭で2冠(Golden Leopard – Filmmakers of the Present,Best First Feature)に導いたりしている。
では日本ではどうか?
言語の向こうにあるもの(2019)Beyond the Language 監督:ニシノマドカ 評価:85点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 山形国際ドキュメンタリー映画祭で学校ドキュメンタリー『言語の向こうにあ…
完全に応用情報技術者試験と期間が重なりてんやわんやな私ですが、山形国際ドキュメンタリー映画祭の作品は日本公開されない作品が多いことと新型コロナウイルスパンデミックで苦境に立たされている状態での開催故一本でも多くの作品を観られたらなという思いが強いため時間を作りました。今回観た作品はインドのジャーナリスト映画『燃え上がる記者たち』です。『由宇子の天秤』がTwitterの映画界隈を賑わせている今、日本劇場公開されるべき傑作でしたので語っていきます。
山形国際ドキュメンタリー映画祭の作品は、日本公開されないものも少なくない。超長尺映画となると尚更だ。故に、ドキュメンタリー映画好きとしては積極的に挑戦していきたいものがある。さて、本祭の超長尺映画枠としてスペインから『発見の年』がやってきた。本作は新大陸発見から500年後の1992年、オリンピックや万博の華やかな雰囲気の裏で蹂躙される市民の怒りを2画面で200分綴った超大作となっている。日本も2021年、東京オリンピックが開かれ、テレビでは華やかなニュースが流れる裏で、市民の猛烈な抗議が行われた。他人事ではない内容なので観てみました。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021コンペティション部門で配信上映されるモロッコ映画『光の消える前に』。1970年代モロッコで活発化した自由主義運動に関するドキュメンタリーであり、本作ではモスタファ・デルカウイの封印されし映画『いくつかの無意味な出来事について』のフッテージが使われているとのこと。モロッコ政府によって封印され、最近になってようやく陽の目を浴びたこの作品はMUBIで配信されていたので観てみました。