続・夕陽のガンマン(1966)
Il buono, il brutto, il cattivo(1966)
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド、
リー・ヴァン・クリーフ、
イーライ・ウォラックetc
評価:80点
西部劇を観たくなり、
久しぶりに「続・夕陽のガンマン」
を観た。1960年代から70年代に
かけて、続編でも何でも
ないのに、「続」とか「2」
とかをタイトルに付ける
不届き者映画が横行した。
しかも、
「続・荒野の用心棒」や
「サスペリア2」のように
めっちゃ面白い映画も
多かったりするからたちが悪い。
今回紹介する
「続・夕陽のガンマン」も
紛れもない傑作だ!
ってことで紹介します。
「続・夕陽のガンマン」あらすじ
善玉、悪玉、卑劣漢が墓に隠されたお宝を
巡って裏切ったり強力しながら、
見つけ出す叙事詩
モリコーネの音楽がスゲー!!!!!!
本作を観た人なら、絶対に忘れるできないであろう、
このテーマ曲。
モリコーネ曰く、コヨーテの
遠吠えを意識したようだが、
3時間のあいだで何十回も
使い回されてもやは
遠吠えどころじゃありませんww
「チャララ~ン!ちゅァンちゅァンチュアン~」
と、B級感あふれるメロディなのだ
何十回も聴かされると、
魂が揺さぶられますw
そして、ラストに
このテーマが流れると、
涙が出てきますww
正直、「スター・ウォーズ」や
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
のテーマよりも好きです♡
というよりか洗脳されましたw
ストーリー、あってない説
一応、本作はお宝争奪戦という
話なのだが、3時間の間に
お話が凝縮されているかと
訊かれたらう~んとなる。
ストーリーっちゅうストーリーは
ないかなってか、台詞少ないしね~ww
その代わり、ガンアクションや
主役3人の描写が面白い。
例えば、イーライ・ウォラック
扮する卑劣漢が
お風呂に入っている際に
敵に襲われるシーンがある。
敵が「ようやく見つけたぜ~
ハッハー」と言っていると、
あっさり卑劣漢が
敵を射殺。
「しゃべってないで撃てよ!」
という。
よく、映画やアニメの敵って
主人公を追い詰めると
演説をし始め、
それが原因で倒されるのだが
まさに正論だ。
お風呂やトイレに追い詰めても
油断大敵である。
なが~いなが~い決闘シーン
タランティーノの「キル・ビル」でも
引用されたが、本作ラストの
決闘シーンは素晴らしい。
1分近く、膠着状態が続き、
モリコーネの音楽をしっかり
聴かせてから銃撃戦を
始める。観客もあまりの間の
長さに冷や汗をかきます。
これぞ叙事詩!すんげ~と
言わざるえない秀逸な
シーンでした。
就活とかで疲労困憊を
感じたときに
観ることをオススメします。














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