それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ(2016)
監督:川越淳
評価:70点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
アンパンマンフルマラソンで『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』を観た。
『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』あらすじ
アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版28作目。やなせたかしの残した楽曲「勇気のルンダ」をモチーフにしており、歌や踊りを交えながら描く。ゲストキャラクターのルンダ役は、アニメ声優初挑戦となる女優の波瑠。おもちゃの星のお姫様ルンダは、他人が自分のために何かをしてくれるのは当たり前と思っている、ワガママな女の子。困ったことがあれば、優しいロボットのナンダがなんでもしてくれる。そんなルンダは、ある日、いろいろなものをおもちゃに変えることができる大切な「おもちゃスティック」を落としてしまう。アンパンマンたちと一緒に方々を探しまわるが見つけることができずにいると、おもちゃスティックを狙ってばいきんまんが現れる。
ナンダは優しいんだ
本作はタイトルが出るまでに10分近くかかるのでガチ回であろう。助けを求める声に対してアンパンマンの主観のカメラワークが挿入される。舞台はアンパンマンショーへと移り、ノリノリのセットリストで会場を盛り上げるのだが、ばいきんまんが襲撃してくる。それを連携攻撃で倒していく。熱いオープニングとなっている。
本作はおもちゃの星のナンダとルンダがアンパンマンの星に墜落し、離れ離れになってしまうところから始まる。魔法ステッキを軸にアンパンマンサイドとばいきんまんサイドで追いかけっこが行われる。その中でツンデレのルンダはナンダの愛に気づかされる。
今回は、ばいきんまんが魔法ステッキを使ったことにより生み出されたばいきんまん領域での対決となる。ギミック溢れる要塞、ミスをしたら最初からやりなおしになってしまう空間の中、両サイドが知力、時には脳筋プレイで乗り越えていく過程が面白い。
そしてなんといっても、ばいきんまんの要塞に乱立する遊具がにじりよりながらアンパンマンたちを襲う場面が怖くて面白かった。
※映画.comより画像引用