それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険(2005)
監督:矢野博之
評価:80点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
アンパンマンフルマラソンで『ハピーの大冒険』を観た。
『それいけ!アンパンマン ハピーの大冒険』あらすじ
一本の巨大な木がまるごと村になっているドデカツリー。ここに住むこどもたちはアンパンマン(声:戸田恵子)が大好き。なかでも、ちいさな体に負けん気だけは人一倍の葉っぱのハピー(ともさかりえ)は、アンパンマンのように強くなってみんなを見返してやろうと、ひとり葉っぱサーフィンに乗って旅に出る。数日後のアンパンマンワールド。渓谷をさまようハピーを助けたアンパンマンは、突然「ぼくを弟子にして~」と抱きつかれてびっくり。とりあえずパン工場に連れて帰り、パトロールを手伝ってもらうことに。ところが、アンパンマンの毎日ときたら、迷子の子猫を届けたり、重い荷物を運んだり、沼にはまった小鹿をドロだらけになって助けたり、地味で大変なことばかり。はででかっこいい戦いを夢みていたハピーはがっかり。「ぼくは紙芝居みたいな強いアンパンマンが好きなのに、かっこ悪すぎるよ! いつアンパンチを教えてくれるのさ!」と不満を爆発させる。「ぼくはそんなに強くないんだよ」とやさしくさとすアンパンマンの気持ちもハピーには通じない。一方そのころ、ばいきん城には、ドクター・ヒヤリからなんでも食べちゃう小さな毛虫グリンガが届く。大きく育ててアンパンマンをやっつけようというのだ。だがグリンガが大きくなるためには、ドデカツリーの葉っぱが必要だった。ある日、アンパンマンと戦っている最中にそれに気づいたばいきんまんは「オレ様のいうことをきいたら、お前を強くしてやるぜ」とハピーをだまして、ドデカツリーに案内させる。ドデカツリーについたグリンガは、猛烈な勢いで葉っぱを食べはじめ、村はたちまち絶滅の危機に。ハピーが後悔してももうおそい。繭を破ったグリンガは、巨大で邪悪なメタル・モンスターに大変身、かけつけたカレーパンマン、しょくぱんまんたち、アンパンマンワールドの仲間もみんな、芋虫に変えられてしまった。はたしてアンパンマンは、ドデカツリーをもとの緑の楽園にもどすことができるのか。
グリンガが最強
本作はアンパンマンに弟子入りしたハピーがOJTを通じてヒーローの大変さを知るとともに、強大な敵と対峙する内容となっている。
今回のボス:グリンガはとても強い。ばいきんまんの基地を食い尽くす芋虫が、ハピーの生息域に生えている葉を食べて巨大化していき、芋虫光線を吐く大怪獣に進化する。しかも、最終的に表面からの攻撃を一切受け付けないメタルグリンガとなりアンパンマンに襲い掛かるのだ。アンパンマン最強ランキングで割と過小評価されているかなと思うぐらい強く、また怪獣映画としての観どころがあった。
※映画.comより画像引用