それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!(1995)
監督:矢野博之
評価:70点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
アンパンマンフルマラソンで『それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!』を観た。
『それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!』あらすじ
子どもたちから絶大な人気を集める名作アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版第7作。海へやって来たメロンパンナたちは、そこで出会った小さな白馬にマリンと名づけて友達になる。ところが、ばいきんまんが現われてマリンをガイコツ島へと連れ去ってしまう。マリンはガイコツ島にいたメロンパンナの姉ロールパンナと仲良くなるが、ばいきんまんがドクター・ヒヤリと組んでロールパンナから良い心をなくしてしまい……。
ダークロールパンナちゃんとの至近戦闘
本作はロールパンナちゃん回である。ずっとロールパンナちゃんって何者なのかと思っていたら、パンを作る際に勇気の花のエキスとばいきんエキスが混ざり合ってできた、正義と悪の二面性を持ったキャラクターらしい。メロンパンナちゃんの妹にあたる存在で、彼女が近くにいる時には正義の側面が現出する。
本作では、そんなロールパンナちゃんをコントロールするために、正義の側面を吸引しダークロールパンナちゃんを爆誕させ、アンパンマンに差し向ける。映画のアンパンマンでは基本的に巨大メカや巨大生物がボスキャラとして立ちはばかる。しかし、本作では強敵ダークロールパンナちゃんとの至近戦闘がメインとなっており、アンパンマンはカンフーアクション映画のような動きを行っている。
これがメインであるが故にゆうれいの存在感が玉に瑕なのだが、珍しいアクションを観ることができた。