【備忘録】神ラインナップな第23回釜山国際映画祭で観たい作品リスト

優先度C:可能であれば観たい

優先度は低いが、機会があれば挑戦したい映画群。

Loro

監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:Toni Servillo

イタリアの鬼才パオロ・ソレンティーノ最新作。今回は151分もあるぞ!ソレンティーノの美的センスは大好きなのだが、本作、カンヌにもヴェネチアにも見捨てられた作品である。ひょっとしたら駄作なのではと不安。上映時間も長いし、そのうちBunkamura ル・シネマあたりで公開思想なので、優先度は低い。

Cold War

監督:パベウ・パブリコフスキ
出演:Joanna Kulig,Tomasz Kot etc

話は凡庸退屈なのに、映像だけは神がかっている『イーダ

』で一躍有名となったパベウ・パブリコフスキ最新作。今回も、話こそ陳腐に思えるのだが、予告編の圧倒的ヴィジュアルにノックアウトされた。映画祭らしい風格を持っているので、こういった場で観ておきたい。

Never Look Away

監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:Jan Mojto,Quirin Berg etc

初長編映画『善き人のためのソナタ』でわずか33歳にしてオスカーを手にしたものの、次に撮ったジョニデ映画『ツーリスト』が爆死し、長年沈黙を保っていたフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクの最新作。上映時間が3時間もあり、予告編を観ると、沈黙の期間に溜まりに溜まったものを炸裂させている。なんか、今年のヴェネチアで金獅子賞を獲りそうな予感もする。あまりストーリーは把握していないが、勘がこの映画を傑作だと言っている。

The Sisters Brothers

監督:ジャック・オーディアル
出演:ホアキン・フェニックス、ジョン・C・ライリーetc

今、ヴェネチアで大絶賛のジャック・オーディアル最新作。ただ西部劇が苦手なのと、オーディアる映画に心惹かれたことがないのでそこまで興味がそそられない。ただ、Netflixオリジナルドラマになる筈が、無理やり映画になってしまったコーエン兄弟の『The Ballad of Buster Scruggs』よりかは期待できそう。ホアキン・フェニックス、ジョン・C・ライリーあたりはアカデミー賞に絡んできそうなので一応リストに入れた。

Sunset

監督:メネシュ・ラースロー
出演:Juli Jakab,Vlad Ivanov etc

サウルの息子

』のメネシュ・ラースロー最新作。まるで数十年前の文芸映画を観ているような味わい深い映像にちょっぴり興味がそそられました。

Grass

監督:ホン・サンス
出演:キム・ミニ、アン・ジェホン

何本撮れば気がすむんだ?ホン・サンス最新作はまたしてもキム・ミニとイチャつく映画でした。これだけでもう傑作なのはわかっている。きっとTIFFにも来てくれることでしょう。なので優先度は低いが、ホン・サンス映画ファンとしては気になるところ。

Capernaum

監督:ナディーン・ラバキ
出演:Zain Al Rafeea,Yordanos Shiferaw etc

ベイルートのスラム街で逞しく生きる少年が主人公の法廷劇で、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した。カンヌでの批評家評がすこぶる良く多分面白いのだと思うのだが、若干貧困ポルノ感が強い気がして、食あたりしそう。なので優先度は低いです。

最後に…

いかがでしたでしょうか?到底中2日で消化できないほどの充実したラインナップ。東京国際映画祭がしょぼく見える程(いや、あちらは未来の巨匠を発掘する映画祭だ!)の豪華ラインナップ。もう今の時点で鼻血が出ています。流石に、字幕じゃ理解できなさそうなゴダールの新作『The Image Book』や、8時間もあるワン・ビンの新作『Dead Souls』はパスするが、できる限りいろんな作品に出会いたい。って訳で来月が楽しみになりました。

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