第90回アカデミー賞受賞予想2
今回は、主演男優賞と
助演女優賞を予想していきます。
もくじ
主演男優賞
BEST ACTOR
ノミネート一覧
1.ゲイリー・オールドマン『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
3.ダニエル・カルヤ『ゲット・アウト
』
5.デンゼル・ワシントン『Roman J.Israel, Esq.』
予想:ゲイリー・オールドマン
今回の闘いはゲイリー・オールドマンとダニエル・デイ=ルイスの一騎打ちだ。
まず、ティモナ・シャラメはキャリアがまだ浅い。肝心な『君の名前で僕を呼んで』のノミネートが3部門とパワー不足なのでまずないだろう。ダニエル・カルヤはサプライズノミネートという感じだ。デンゼル・ワシントンは演技こそ評価されているものの、『Roman J.Israel, Esq.』の評価が異常に悪く、「何故ノミネートした?」という感じだ。
そうなると残されるのはゲイリー・オールドマンとダニエル・デイ=ルイス。今年は『ダンケルク』に『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』 とダンケルクの戦いを扱った映画が異常に評価されている。ゴールデングローブ賞もチャーチル役を演じたゲイリー・オールドマンが受賞している。そして役者歴は長いにも関わらずアカデミー賞を1度も受賞していないだけに、今回の受賞は彼だと思われる。
しかし、怖いのがダニエル・デイ=ルイスの存在。1年間ファッション業界で修行していた上で臨んだ演技。それも俳優引退作として有終の美を飾る演技。この渾身の演技に惹かれる人は沢山いるのではないだろうか。なんたって、役者を魅せる達人PTA作品でもあるのだから。
ただ、ブンブンはゲイリー・オールドマンが受賞すると予想します。既に3度も主演男優賞獲っているのだからゲイリー・オールドマンに譲ってあげて!
主演女優賞
BEST ACTRESS
ノミネート一覧
1.フランシス・マクドーマンド『スリー・ビルボード
』
3.マーゴット・ロビー『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
4.シアーシャ・ローナン『レディ・バード』
5.メリル・ストリープ『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
予想:フランシス・マクドーマンド
ここははっきりいって、フランシス・マクドーマンドとサリー・ホーキンスの闘いだ。ただ、両作品観てブンブンは確信した。これはフランシス・マクドーマンド一択であると。サリー・ホーキンスは台詞なしボディランゲージだけ喜怒哀楽を演じているのだが、実際の聾唖者を研究しているようには見えない。あくまでファンタジー内での聾唖者に過ぎない演技をしていた。上手いのだが、そこを気にするうるさい映画人の票は取れないだろう。一方、強く暴力的な迷惑女なのだが、実に魅力的でどこか応援したくなるような演技をしていたフランシス・マクドーマンドは圧倒的に強い。もはやクイントイースト・ウッドのような圧倒的存在感。これは『ファーゴ』以来二度目のアカデミー賞ものだろう。
第90回アカデミー賞他部門予想
・外国語映画賞、
長編ドキュメンタリー賞、
長編アニメーション賞
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