【悲報】ココマルシアター初回「マイ・ビューティフル・ガーデン」が客4人&上映中止になった件

ココマルシアターの怪奇な飲食システム

ココマルシアターは特殊な興業形態だそうで、映画館にもかかわらず3階には「営業許可書(食料品等販売業)」が飾ってあり、「んじゃぁ映画館としての営業許可書は何処?」と疑問を抱いてしまう。

そんなココマルシアターのコンセッションはカオスを極めている。何故か注文は1階で行い、2階のカウンターで受け取る方式なのだ。エレベーターなんてないのでバリアフリーを完全無視したコンセッションだ。恐らく、営業許可書で飲食の販売が許可されているのが2階と3階のみだからそんなトリッキーなスタイルを取っているのでしょう。しかし、よくよくアルバイトの人の行動を見ていると、びっくり美味しいチキンバーガーは1階で作ってないか?それにレジ横にバンズが山積み(ひょっとして数日前Twitterにアップされていた、外に放置プレイされていた代物か?)になっているではありませんか。これは流石に法律的にアウトでしょう。まあブンブンは法律に疎いので、グレーゾーンでOKなんでしょうけれども。

↑2Fの劇場…本棚はありませんねぇww

また、2階及び3階に行くためには必ず、何かしらを注文しないといけない。つまりだ。2階は映画館にもかかわらず、強制的に飲食物を購入しなければ入れないのだ。こんな映画館観たことがない。完全に抱き合わせ商法ではありませんか!

メニュー紹介

そんなココマルシアターのコンセッションで注文できるものはこちら!

FOOD

・極旨てづくりバーガー:360円
・びっくり美味しいチキンバーガー:360円
・フライドポテト:150円
・ソフトクリーム:200円

DRINK

・コーヒー(HOT/ICE):250円
・フィロソフィーコーヒー
(「珈琲哲學」関連ドリンク。インドネシアからお取り寄せ):400円
・コーク、ジンジャーエール、メロンソーダ、
レモンスカッシュ、レモネード、セブンアップ、オレンジジュース、
烏龍茶:ALL 250円

アルコール

・生ビール、レモンサワー、
角ハイボール、角ハイコーラ、
角ハイジンジャー、樽ハイレモン、
シャンディーガフ、カオスオレンジ、
カシスウーロン、ピーチウーロン、キティ、
スクリュードライバー、モスコミュール、
ファジーネーブル:ALL380円

映画館でアルコールを売るのはシネコンでもあるが、モスコミュールなんておいてあるんですねぇ

チェ・ブンブン食レポ!

↑以前ココマルシアターがアップしていた製作途中のハンバーガーの写真。

数日前、Twitterで外雨ざらしの中外に放置プレイされているバンズの写真が出回っており、これは食中毒になり東京国際映画祭に支障を来すかも!と不安になっていましたが、ここは勇者チェ・ブンブン問題のびっくり美味しいチキンバーガーを注文してみました。ついでにレモンスカッシュも注文。

やはり動線が最悪な模様2階でレシートを渡すのだが、アルバイトの方が全然誰が何を頼んだのか把握していない。「チキンバーガー2つ注文の方?えっいない?3階行ったか?」とあたふたしまくっている。そう「3階に先行ってて大丈夫ですか?」と訊くと、気安く「後ほどお持ちします」とアルバイトの方が行ってしまったが為に、混沌としいるのだ。たかだが料理注文しているお客さんは10人もいないぞ!これは今後きちんとシステムを作ってかないと厳しい。

ブンブンは3階に幽閉されているゾウのはな子ゾーンで待つことにしました。エアコンの真下にゾウの像が君臨する鬼畜さ、そして宣伝では猛烈PRされていたのに、存在が消滅しているVRサメゲームと大草原不可避です。どこか祭りの終わりすら感じる、寒々しい雰囲気どこかで観た気が…と思ったらアンスティチュフランセの教室でした(懐かしい)w

番号札6番にも関わらず、同じくバーガーを頼んだ番号札7番の方へアルバイトの方がバーガーを持ってくる。意外と、順番を勝手に入れ替えると不満ポイントたまるぞ!と思いつつ無事「極旨てづくりバーガー」が到着しました。

ビーガン向けレタスバーガーかなと目を疑う程のレタスの主張に唖然とします。You talkin’ to me?とでも言いたげな目でレタスがコチラを見てきます。でも大丈夫。中にパティが入っていました。恐る恐るバーガーを口へと運ぶ。シャキシャキ。レタスは新鮮なようだ。しかし妙な食感が。ぐにゅり。このパティ…このパティ…生焼け?レタスのベールを脱いだパティも今にもタダの挽肉に戻りたそうな目でコチラを見てきます。おっつ恐ろしい子!

朝飯を抜いてきたのと、「マイ・ビューティフル・ガーデン」上映開始まで5分を切っていたので、人間火力発電となって喰うが、次の日がマジで心配になる感じでした。いや、美味しかったんだけれどさぁ…

→BACK:ココマルシアターに行ってみた

→THIS PAGE:問題のハンバーガーを食レポ!

→NEXT1:地獄過ぎたオープニングイベント

→NEXT2:初回上映中止事件

→NEXT3:イクゾ気合、ココマルシアターから学ぶ10の教訓

4 件のコメント

  • デジタルワークスが初の自社制作と銘打った、2010年の東京ゲームショーで発表した「死神鬼」と「ZAOO」、樋口社長がイクゾ気合名義でプロデューサーを務め2015年には出す予定だった「ボコスカガールズ タツノコ学園クライマックス(仮)」、どちらも出ずじまいの人がやる映画館ということでゲーム業界内では前より評判でした。
    もちろん、あまりよくない方向でしたが。
    そして4月からのご存知のグダグダ具合は社内のゲーム開発とまるで同じ。本日のグランドオープンもこのていたらく。
    しかし、こんなでも応援してくださる人たちがいてぐださるのはありがたいことですね。
    出して終わりのゲームと違うのは、これからもココマルシアターは続くということ。少しずつ建て直していくことでみんな、ココマルウォッチメンと呼ばれる人たちも気持ちを変えて味方になっていってくれると思います。一番のアンチは一番のファンになるものですから。
    ただし、このままの運営だと味方だった人も離れていくでしょうね。
    そんなわけでココマルシアターの今後にも目が離せません。
    がんばれ、ココマルシアター。

    …とはいうものの、人ってそう変われないと思うんですよね。。。
    ちゃんとわかってないんじゃないかなぁ、あの社長…。

    • まとめ守りさん、熱いメッセージと解説ありがとうございます!映画業界でも評判が悪いとは聞いていましたが、そこまで凄惨なんですね…一度失った信頼を取り戻すのはえらく時間がかかるというのに…

  • 本当にオープンするのか不安な物件でしたが、大変詳細なレポートありがとうございました。
    ただ読んでいて気になるのですが「えっ」を「えっつ」と表記されるのは何故ですか?

    • shigeさん、読んでくれて有難う御座います!

      「えっ」の件は完全に誤字です。指摘していただき有難う御座います。今直しました!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です