第66回ベルリン国際映画祭受賞結果
もくじ
- 0.1 金熊賞: Teströl és lélekröl
- 0.2 金熊名誉賞:ナンサン・シー、 ジェフリー・ラッシュ、 Samir Farid
- 0.3 審査員グランプリ: Félicité
- 0.4 監督賞: アキ・カウリスマキ (Toivon tuolla puolen)
- 0.5 男優賞: Georg Friedrich (Helle Nächte)
- 0.6 女優賞: キム・ミニ(“On the Beach at Night Alone”)
- 0.7 脚本賞: “Una mujer fantástica”
- 0.8 芸術貢献賞: “Ana,mon amour”
- 0.9 アルフレッド・バウアー賞: “Pokot”
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金熊賞:
Teströl és lélekröl
監督:イルディゴ・エンエディ
「私の20世紀」でカンヌ国際映画祭
カメラドールを獲った
ハンガリーのイルディゴ・エンエディ
監督が18年ぶりに撮った長編映画。
あらすじを読むと、どうやら
「君の名は。
」っぽいストーリー。
何年もの間夢の中で出会う男性と
現実世界で出会った女性の話らしい。
監督は日本では無名だが、
この手の作品が好きな日本なら
需要はあるはず。
ベルリン国際映画祭ものの
配給が遅れがちな日本だが、
この作品は早めの日本公開を
お願いしたい。
金熊名誉賞:ナンサン・シー、
ジェフリー・ラッシュ、
Samir Farid
審査員グランプリ:
Félicité
監督:Alain Gomisヨーロッパの三大映画祭が
いかにも好きそうな
シリアスドラマ。
交通事故に遭った
息子の手術代を
稼ぐために
タブーを犯してしまう
母親を描いた作品。
監督賞:
アキ・カウリスマキ
(Toivon tuolla puolen)
フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキ引退作品。
「ル・アーヴルの靴みがき」に
次ぐ移民を描いた作品との
こと。東京国際映画祭
ディレクターの矢田部さんも
絶賛していただけに、
日本公開が楽しみ♪
ユーロスペースよ
早めに公開よろしくお願いします。
男優賞:
Georg Friedrich
(Helle Nächte)
監督:トーマス・アルスラン
日本では知名度は低いが、
ベルリン国際映画祭
常連監督トーマス・アルスラン
監督のドイツ・ノルウェー合作。
親子の関係を取り戻す
ロードムービー。
女優賞:
キム・ミニ(“On the Beach at Night Alone”)
監督:ホン・サンス
恐らく、東京国際映画祭には
招待されるだろう。
ディレクターの矢田部さんが、
とにかくキム・ミニの
演技をベタ褒めしていました。
いつものホン・サンスらしい
挑戦的な作りが特徴的
らしいので楽しみ。
脚本賞:
“Una mujer fantástica”
監督:セバスチャン・レリオ
」の
チリ監督レリオの新作。
トランスセクシャルのシンガーが
パートナーの死をきっかけに
トラブルに巻き込まれるサスペンス。
「グロリアの青春」同様、
生々しい性描写がありそうな作品。
芸術貢献賞:
“Ana,mon amour”
監督:カリン・ピーター・ネッツァー
「私の、息子」で金熊賞を
受賞したルーマニアの
ネッツァー監督作品。
母の精神病のせいで
関係が崩れていく
カップルを描いた作品。
アルフレッド・バウアー賞:
“Pokot”
監督:アニエスカ・ホランド
「ソハの地下水道」のホランド監督
最新作。
連続殺人を捕まえようとする、
元エンジニアの女性教師を
描いたサスペンス。
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