6/26(金)~6/29(月)開催フランス映画祭
今年もやってきました、
フランス映画祭!
毎度毎度、フランソワ・オゾンの新作が
早めに観られるので注目している映画祭ですが、
今年はクオリティがめちゃくちゃ高そうだ!
実は、上映される12本のうち5本は
既に留学中で観ており、
どれも面白かった。
また残りの作品の多くが、
留学先のアンジェでも大ヒットした
作品だけに期待度が高まる。
ってことで、留学中に観た作品で
上映されるものを紹介していくぞ~
もくじ
ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲
(Qu’est-ce qu’on a fait au bon Dieu ?)
監督:フィリップ・ドゥ・ショーヴロン
出演:クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビーetc
フランスでは「インターステラー」を遙かに超える
メガヒット!興行収益ナンバーワンのあの作品が
日本上陸。てっきり、日本で上映しないと
思っていたぜ!
意外と人種のサラダボウルなフランス社会。
カトリック教徒との結婚を望む両親の
前に娘が連れてきたのはコートジボワール人で
人種間によるカルチャーショックを
アメリカンコメディさながらコミカルに
描いた作品。
アメリカンコメディに比べると、
ユダヤ人、アラブ人、アフリカ人と
扱われる人種が違うため、
笑えるながらもかなりリアルな
フランス社会事情を学べる逸品となっている。
これを逃したら日本で観られない恐れが
あるので要注意だ!
「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」予告編
彼は秘密の女ともだち
(Une nouvelle amie)
監督:フランソワ・オゾン
出演:ロマン・デュリス、アナイス・ドゥムースティエ、ラファエル・ペルソナ
日本でようやく8月シネスイッチ銀座等で公開が決まった
フランソワ・オゾンの作品!
もう、タイトルからネタバレしているから
語っていいのだろう。
親友が死に悲しみに暮れる女を慰めるのは、
母性愛に目覚めてしまった親友の夫だった
というびっくりストーリー。
留学中、70歳にもなるホストマザーも
大絶賛するほど爆笑展開の
数々に腹筋崩壊!
もちろん、女装癖の男にとって
まじめな問題だから笑ってはいけないと
思うが…ふふ!フランソワ・オゾン恐ろしい子だw
「彼は彼女の女ともだち」予告編
シルス・マリア(Sils Maria)
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワート、
クロエ・グレース・モレッツetc
当ブログでも絶賛のヒューマンドラマ。
ヒューマンだけにヒューマントラストシネマで
今秋公開が決まってる作品だ。
映画好きよ!
こんなにも綺麗なスイスの山々を
バックに人生を懐古する
ジュリエット・ビノシュは
マジで綺麗やぞ!
観ていてこれほど心地よい映画は
珍しい。是非是非、劇場で観て欲しいものだ。
「シルス・マリア」予告編
ティンブクトゥ(Timbuktu)
監督:アブデラマン・シサコ
出演:イブラヒム・アメド・アカ・ピノ、トゥルゥ・キキetc
なんと、今年日本公開できるらしい!
ついに日本に名を轟かせられる
モーリタニアの巨匠アブデラマン・シサコ
が生み出した傑作。
イスラム原理主義やISISのことがよく分かる。
気分次第で、虐殺or見逃しが決まる
イスラム原理主義に支配されたティンブクトゥを
舞台に懸命に生きる人々がスタイリッシュに描かれる。
悲惨な現実にサッカーや音楽で対抗しようとする
人々の営みに感動する作品だ!
「ティンブクトゥ」予告編
セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター
(Le Sel de la terre)
監督:ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
出演:セバスチャン・サルガド
本年度アカデミー賞にもノミネートされた
ヴィム・ヴェンダースのドキュメンタリー映画。
秘境を写すカメラマン、セバスチャン・サルガド
の活動に迫るのだが、音楽の使い方
映像の撮り方がサイコー!
大画面で観るべき作品。
石油発掘上で石油まみれになる男たち、
山奥での民族の大工事など
有名な作品がこれほどダイナミックに
愛情込めて紹介されている作品は滅多にない。
ヴィムヴェンと一緒に旅に出てみませんか?
(今夏Bunkamura ル・シネマで公開決定!)
「セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター」予告編
他にもこんな作品が!
今回、ブンブンは留学中
ホストマザーにオススメされるものの
見逃した「エール!」「ボヴァリー夫人とパン屋」
をみたいなと思っている。
フランス語の勉強になると思うので是非
足を運んでみてはいかがでしょうか?
「フランス映画祭2015」サイト
上映作品の予告編
ブンブンの詳細レビュー
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