“Ç”みなさん忘れてない?もう一つのセッション映画「セッションズ」

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セッションズ(The Sessions)

監督:ベン・リューイン
出演:ジョン・ホークス、ヘレン・ハントetc

みなさん、今年のアカデミー賞で
「セッション」という作品が
3部門も受賞する快挙を成し遂げたが、
2年前にもセッション映画が
話題を呼んだのを覚えているかな?

今回、紹介する「セッションズ」は
セックスのセッション映画だ。
R-18でもある。
しかし、これは非常に真面目な話だ。

セックスサロゲートとは?

首以外麻痺で動かない詩人
マーク・オブライエンが
脱童貞の為、セックスサロゲートを
雇った実話である。

セックスサロゲートとは、
一見売春婦に見える性行為を
手伝う人のことだが、
これは身体の病でセックス
困難者をセッションでもって
性行為を手伝うボランティア業
だ。

そして売春婦と違い、
患者の情が「恋愛」に
発展しないよう、
6回のセッションしか
できない。仕事以外で
会えない決まりがあるのだ。

実はコメディでもある

こう聞くと真面目な話に
見えるが、実はこの映画、
スリリングなコメディだw
女の裸も見たことなければ、
世話人以外に触られたことない
オブライエンは、
セックスサロゲートに
触られた瞬間暴発!

敬虔なクリスチャン故に、
罪に苦しむ。
しかし、触られたことに
大興奮もしているので、
この通り!大満足である。
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しかし、中々うまくセックスが
上手くいかず神父さんにガチで
相談。
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神父さんは、
周りの敬虔なクリスチャンが
ドン引きして去って行く中、優しく
「動物だって 最初はうまくいかない」
と励ます。
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そして、次第にオブライエンはセックスサロゲートの
女性に恋までしてしまう…
暴発、僅かな出会いでカノジョの心をどう掴み取るかの
戦いになってくる訳で、真面目なヒューマンドラマに
見せかけて手汗握るアクション映画と化していくのだw

サンダンス映画祭ものは一般的なアプローチから離れて
凄まじい作品を排出するが、
これもまさに難病ものの典型的なお涙頂戴路線から
一歩離れて、でも世の中の隠れた問題を
暴き出す一種のモンド映画だなと感じた。
是非、「セッション」日本公開前に借りてみてはいかがでしょう?

「セッションズ」予告編

関連項目

「セッション」レビュー

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