フランス映画「隣の女(1981)」

監督:フランソワ・トリュフォー
出演:ファニー・アルダン、ジェラール・ド・パルデューetc

アメリカ映画に中産階級の家庭崩壊を描いた「アメリカン・ビューティ」があるが、その10年以上前にフランスでこの手の作品が誕生していた。

隣の家に引っ越して来たのが昔の恋人で、昔のことを引きずってしまう話。高校時代にはわからなかったが、今は痛いほど分かる。

黒歴史がオープンになってしまい、臭いものに蓋をしようとして泥沼にはまる。この構造がリアルだけに怖い。

フランス映画は、会話が多くリアリズムを追求するだけに、主人公の会話とシンクロすることで楽しめる。

この会話文化は、フランス学生が受けるバカロレア試験と関係がありそうだ!

通称bac.と言われるこの試験、「愛とお金どっちが大切か?」みたいな問いに4時間ぐらいで語るのだ。

語りを大切にする文化はこういったところにあるのかな?とチェ・ブンブンは思った^o^

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