【A24】『Never Goin’ Back』誕生日を一緒に過ごしたいだけなのに
Never Goin’ Back(2018) 監督:オーガスティーン・フリッツェル出演:マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ、カイル・ムーニーetc 評価:65点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 こ…
Never Goin’ Back(2018) 監督:オーガスティーン・フリッツェル出演:マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ、カイル・ムーニーetc 評価:65点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 こ…
戯夢人生(1993)The Puppetmaster 監督:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)出演:リー・ティエンルー、リン・チャン、ウェイ・シャオホイetc 評価:80点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 「死ぬまで…
ラザレスク氏の最期(2005)Moartea domnului Lazarescu 監督:クリスティ・プイウ出演:イオアン・フィスクテーヌ、ルミニツァ・ゲオルジウ、ドルー・アナ、ダナ・ドガル、モニカ・バルラディアヌetc…
カンヌレーベル2020に選出されたファニー・リアタール、ジェレミー・トルイ長編デビュー作『GAGARINE』を観ました。本作は2015年の短編映画の長編映画化であり、パリ郊外にある公営団地シテ・ガガーリンの解体直前に撮影された作品だ。シテ・ガガーリンは1961年に建設、1963年に落成した。ソビエト宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンに因んで命名され、落成式には彼も訪れている。しかし、70年代からフランスの産業構造の変化に伴い、団地を離れる人が増えていき、団地を維持するために移民を受け入れるようになった。そして2019年から解体工事が始まり2020年、完全に取り壊された。本作は、そんなシテ・ガガーリンの最期がドラマチックに描かれた傑作であった。
私も映画好きとしてよく訊かれるのですが、正直「あなたの生涯ベストを教えてください」よりも難しい。というのも、私はあまり俳優で映画を観ることはな異からだ。なので、好きな俳優はほとんどいないのが実情である。特に女優は困る。仕方がないのでエル・ファニングと言ったりして誤魔化している。そんな私にも、積極的に拝みたい俳優は数人いる。ジェイソン・ステイサム、草彅剛、そして藤原竜也だ。彼らが出ていると元気が貰える。観るレッドブルとして出演作が公開されれば、なるべく観に行きます。
さて、今回は藤原竜也The Movie『鳩の撃退法』を観に行きました。
友人からのリクエストで『孤狼の血』の続編『孤狼の血 LEVEL2』を観てきました。前作は、役所広司演じる大上の怪演が『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントンを彷彿とさせられまあまあ面白かったのですが、今回は彼不在である。一抹の不安は…杞憂ではありませんでした。
新宿ピカデリーで開催中の「エクストリーム!アフリカン・ムービーフェスティバル」でウガンダ、ワカリウッド映画が上映されている。ワカリウッドユニバース2010年作品『誰がキャプテン・アレックスを殺したか』を観ました。
かつて、クエンティン・タランティーノは黒人の黒人による黒人のための映画であるブラックスプロイテーション映画を劇場で観て衝撃を受けたらしい。そして、後にブラックスプロイテーション映画の名優パム・グリアを主演に『ジャッキー・ブラウン』を撮った。ウガンダ、ワカリウッドの混沌としたエンターテイメント映画を観た私はまさしくタランティーノが受けた衝撃に近いものを感じている。新宿ピカデリーにて開催の「エクストリーム!アフリカン・ムービーフェスティバル」で『クレイジー・ワールド』の後に観た『バッド・ブラック』も強烈な作品であった。
TwitterではMCU新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を観に行き歓喜の声が多数あがっている。しかし、私が注目している作品はこれではなかった。新宿ピカデリーにて2週間限定で開催される「エクストリーム!アフリカン・ムービーフェスティバル」である。今世界から注目されているウガンダ、ワカリウッド映画3本が日本にやってきたのだ。アフリカ映画は、よく「アフリカ映画」と雑に括られてしまう傾向があり、カンヌ国際映画祭などで上映される映画、特に欧米資本が入った映画は、欧米のオリエンタリズムや社会問題意識を満足させる為だけに存在するような作品が少なくない。ブルキナファソで開催されるワガドゥグ全アフリカ映画祭(FESPACO)はその傾向に対抗し、アフリカ人のアフリカ人によるアフリカ人の為の映画を盛り上げようとしている。だが、そのラインナップをみるとナイジェリアのナリウッド映画、エジプトの大衆娯楽映画が抜け落ちている気がして、なかなかアフリカ各国のローカル映画と出会う機会がない。今回は、ウガンダ映画の解像度を上げるために初日に行ってきました。
世界が日に日に終わりに近づきつつある。それも、よくあるディザスター映画のように強烈な一撃で世界は終わるのではなく、ヌルッと死が近づき、国が白旗をあげているような状態。まさしく、アベル・フェラーラ『4:44 地球最期の日』のような終末を迎えている。映画ももはや現実が虚構を超えてしまっている。では、そんな世界に対する正しいディザスター映画はなんだろうか?虚構で人々の心を癒す世界とはどういったものなのだろうか?新型コロナウイルスがまだ少しも分析されておらず国際的に大きく混乱していた2020年の夏に撮影された『How It Ends』は私に鎮痛剤としての虚構を魅せてくれました。