【特集:アンパンマン】『それいけ!アンパンマン とべ!とべ!ちびごん』ホラーマンとの出会い

それいけ!アンパンマン とべ!とべ!ちびごん(1991)

監督:永丘昭典

評価:60点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

アンパンマンフルマラソンで『それいけ!アンパンマン とべ! とべ! ちびごん』を観た。

『それいけ!アンパンマン とべ!とべ!ちびごん』あらすじ

「それいけ!アンパンマン」の劇場版シリーズ第3弾。雨の守り神ドラゴンが住むというみどりの島。ある日ばいきんまんは、この島にあるという「緑の珠」を狙ってやって来るが、そこにいたのは空も飛べない子どものドラゴン・ちびごんだった。ばいきんまんから逃げようとして海に流されてしまったちびごんは、アンパンマンに助けられる。島を守るため、アンパンマンたちと一緒にばいきんまんに立ちむかうことを決意するちびごんだったが……。短編「ドキンちゃんのドキドキカレンダー」が同時上映。

映画.comより引用

ホラーマンとの出会い

今となってはばいきんまんサイドのメインキャラクターであるホラーマン。彼は元々ばいきんまんサイドのキャラクターではなかったようだ。ドラゴンの島に生息しており、ちびごんの教育係として生活していた。それがばいきんまんに捕まり関係が生まれる。恐らくここで初めてホラーマンがドキンちゃんに恋をしたといえよう。

さて、アンパンマンフルマラソンをする前は幼児アニメとして道徳的なテーマが緻密に描かれているもんだと思っていたのだが、意外とそうでもない作品が多い。子どもが人生で最初に観る映画としてのスペクタクルの面白さに力点を置いているように思えるのだ。本作の主人公ちびごんは全然飛べない訳だが、練習をして飛べたというわけではなく根性と修羅場によるものだ。昔の教育は根性論によるものが大きかったので、その名残なのかもしれない。