無限の青空(1935)
CEILING ZERO
監督:ハワード・ホークス
出演:ジェームズ・キャグニー、パット・オブライエン、ジューン・トラヴィスetc
評価:50点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
コスミック出版のDVDBOX「密林の黄金」にハワード・ホークスの航空映画『無限の青空』があったので観た。
『無限の青空』あらすじ
フェデラル航空のニューアーク支局。責任者のジェイクは、旧友ディジーがデンバーから異動してくることを知る。ディジーは有能なパイロットだったが、数々の規則違反で信用ゼロの問題児だった……。航空貨物の定期便を飛ばす会社のオフィスや管制室を舞台に、ここに出入りする様々なスタッフたちの命がけの日々を描いている。
※映画.comより引用
青空はなかった
霧の中、パイロットたちが自分の腕前を信じて操縦する。映画は管制室と機内を交差させながら、通信が取れなくなった状況を描いていく。ハワード・ホークスの映画だけあって、女性もグイグイ映画の中へ入ってきて手綱を握る。霧の中、着陸できるかどうかをスペクタクルとして描いているのだが、個人的には『コンドル』の方が見えないサスペンスがよく描けていたように思える。全体的に管制室での対話がメインとなっていて、ハワード・ホークスの映画にしては退屈に感じてしまった。