Grandmothers Recharge Well!(1984)
原題:BABIČKY DOBÍJEJTE PŘESNĚ!
監督:Ladislav Rychman
出演:Daniela Kolárová,Jirí Lábus,Libuse Havelková etc
評価:65点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
みなさんは、「コンピューターおばあちゃん」をご存知だろうか?エレクトロでポップな名曲であり、私が小学生の頃、よく給食の時間に校内放送で流れた思い出ソングでもある。さて、Eastern European Moviesを漁っていたら、チェコにコンピューターおばあちゃんを題材にした映画がありました。タイトルは『Grandmothers Recharge Well!』。実際に観てみました。
『Grandmothers Recharge Well!』あらすじ
Grandmothers Recharge Well! with English subtitles is a 1984 Czechoslovak comedy science fiction film directed by Ladislav Rychman.
A family purchases a home robot designed to look like a grandmum. Their neighbours immediately buy a more expensivve model as the two families always try to up the other one. Both grandmums start to “terorize” their families because they were set up to ensure the mums exercise, the kids study etc. Apart from that they start causing problems to the other family …
訳:おばあちゃんたちはよく充電する!』(英語字幕付き)は、1984年にラディスラフ・リヒマンが監督したチェコスロバキアのコメディSF映画である。
ある家族が、おばあちゃんのようなデザインの家庭用ロボットを購入した。隣家はすぐにもっと高価なモデルを購入し、両家はいつも相手を上回ろうとする。両家のおばあちゃんは、母親が運動し、子供が勉強するように設定されたため、家族を「恐怖」に陥れるようになる。それとは別に、彼らは他の家族に問題を引き起こし始める…
チェコのコンピューターおばあちゃん
人間は毎日、膨大なタスクをこなさなければならない。家事をしない夫がいると、負荷は妻にのしかかる。溜まりに溜まる膨大な洗い物、子供のようにわがまま放題言って、少しも皿洗いせず真横でブーブー言う夫。てんやわんやな一日が今日も始まる。そんな家事を和らげようと、コンピューターおばあちゃんが開発され、一家に一台普及するようになった。一緒にランニングしたり、車の清掃をしたりするのだ。
ついに、この一家にもコンピューターおばあちゃんがやってくる。家事、育児、シシカバブ何でもドンと来いさ!と動き始めるコンピューターおばあちゃん。子どもたちは、早速イタズラ、無茶振りを命令する。「シシカバブが食べたい!」と。そんな命令も快く受け入れるが、安物のおばあちゃんなためか、激辛激マズなシシカバブを作り、親を困らせるのだ。
本作は、「僕とロボコ」を彷彿させる爆笑コメディであり、一発芸映画でありながら、意外にも手数が多く、楽しめる。なんといっても、クライマックス、子どもたちに勉強させようと鎌を持って暴れるコンピューターおばあちゃんに別のコンピューターおばあちゃん拳で戦いを挑むシーンは涙が出るくらい笑った。なかなか観る機会のないチェコの大衆娯楽映画。そのパワフルさに大満足であった。
Eastern European Movies関連記事
・『白い鳩』フランチシェク・ヴラーチル、プラハに流れ着いた鳩は…
・『ドンバス/Donbass』ウクライナ、煽りの軋轢、突発的暴力
・『アメリカン・ポストカード』くしゃっと丸められた画