【東京国際映画祭特集】『悪人伝/악인전』肩にちっちゃい重機乗せているのかい?マ・ドンソク主演ギャング映画

悪人伝(2019)
原題:악인전
英題:The Gangster, The Cop, The Devil

監督:イ・ウォンテ
出演:マ・ドンソク、キム・ムヨル、キム・ソンギュ、ホ・ドンウォンetc

評価:55点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

第32回東京国際映画祭で復活同時開催される《東京国際ファンタスティック映画祭》ことシン・ファンタで小林勇貴最新作『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』と共に上映される韓国映画『悪人伝』を観ました。本作は『新 感染』で一躍注目を集めたマ・ドンソク演じるギャングの親分が、連続殺人犯Kに命を狙われたことをきっかけに警察と協力して、Kを倒そうとする作品。海外で既に観た友人から激推しされたので鑑賞しました。

『悪人伝』あらすじ


極悪ヤクザと暴力刑事がタッグを組んで凶悪な連続殺人鬼を追う。ハリウッド進出も決まった韓国の人気俳優マ・ドンソク主演。本国No.1ヒット、アメリカでのリメイクも決まった極悪バイオレンス・アクション
※東京国際映画祭サイトより引用

肩にちっちゃい重機乗せているのかい?

マ・ドンソクと言えば、『新 感染』で、筋肉隆々、強面だが情に弱くユーモラスで頼もしい男を好演していました。そんな彼が、全編険しい顔で暴力には暴力をと犯人を追い詰めるギャングの親分を演じていると聞いて背筋が凍るでしょう。あんな筋肉に殴られたらひとたまりないと。それを映画は最初に説得力持たせて描く。

ボクシングジムにカメラのフォーカスが当たる。

ボクサーの朝は早い。マ・ドンソク(48) 職業:ボディビルダー/俳優。

プロフェッショナルの流儀 ボディビルダー マ・ドンソク ”史上最強”の軌跡スペシャル

と言いたげな画面の中、彼はズンッ、ズンッとサンドバッグを殴る。そしてサンドバッグをドスッと破壊すると、そこから血だらけになった人が出てくるのだ。いっちょあがりだと。韓国映画お得意の容赦ない血と暴力を最初から提示してくるのだ。

だが、本作は2016年『哭声/コクソン』、『お嬢さん』、『アシュラ』と軒並みハードコアが目立った韓国映画群に慣れてしまっていると、実は甘口カレーだったりする。呉越同舟ギャングと警察が手を組んで云々という話は、散々使い古されたネタであり、暴力場面に関しては「あれっ?HiGH&LOWかな?」と思ってしまう程。誤解のないように言えば、日本で『HiGH&LOW』のような荒くれバイオレンスを魅せてくれるぶんには良い。寧ろ大好物だ。しかし、韓国映画がでそれを魅せられると、もっと韓国映画としての本気魅せられるでしょうと思ってしまう。

特記すべきポイントも少なく、Not for meな作品でした…残念。

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