【ネタバレ】『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』もっこりアクション!冴羽獠のロジャー・ムーア感に惚れる

劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>(2019)

監督:こだま兼嗣
出演:神谷明、伊倉一恵、飯豊まりえ、山寺宏一etc

評価:70点


おはようございます、チェ・ブンブンです。

北条司の同名人気漫画の日本で20年ぶりの映画化。平成の終焉を締めくくるもっこりアクションが観られるということで、Twitterでは公開前から盛り上がっていました。ブンブンも、公開1週間前から毎日のようにTM NETWORKの『GET WILD』をヘビーローテーションさせ、さらにはシェイカーを購入しXYZカクテルを作り始める程期待していました。果たして…

『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』あらすじ


新宿に事務所を構えるシティーハンターの冴羽リョウと相棒・槇村香のもとに、何者かに襲われたというモデルの進藤亜衣がボディガードを依頼にやって来る。美女の依頼を快諾するリョウだったが、撮影スタジオで更衣室を覗いたりとやりたい放題。亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT会社の社長・御国真司は香の幼なじみで、撮影現場で久々に再会した彼女をデートに誘う。一方、海坊主と美樹は新宿に傭兵が集結するという情報を入手するが、その傭兵たちはなぜか亜衣を狙っており……。
※映画.comより引用

Get wild and tough

本作は、徹底的にファンサービスに徹しているのが特徴的です。なので、ある程度『シティーハンター』について知っていないと、あるいは思い入れがないと胸焼けする映画となっています。なんといっても、事件が本格化する後半30分までは、5分に1回のペースで槇村香のハンマーシュートシーンが挿入されているのです。そして、

《もっこり!》

《もっこり!!》

《もっこり!!!》

と連呼する冴羽獠。その執拗さに輪をかけるようにして、資金調達のための宣伝が入る。モンスト、プレモル、ルミネ、『トランスフォーマー』以上の露骨な演出に笑えてきます。なので、映画としてのレベルはそこまで高くありません。

でも、ブンブンは好きだ!もっこりちゃんをハートの眼差しで見る冴羽獠のように、本作に惚れ込みました。なんといっても、イギリスやアメリカが最近忘れかけているロジャー・ムーアボンド映画的、不甲斐なくお茶目でカッコいいアクションが観られるのだから。いきなり、激しいカーチェイス。それも新宿をロケットランチャーが飛び交うという実写ではありえないシチュエーションから始まる。ゴジラに差し向けられた弾をコルト・パイソン357マグナムで仕留める冴羽獠。痺れます。また、ドローンとの戦いでは、跳弾を利用して次々と敵を仕留める、そしてまるで『ストリート・オブ・ファイヤー』のトム・コーディさながら、ウィンチェスター銃を使いこなす彼にもうメロメロです。

そして、さらに本作ではTM NETWORKにキャッツ・アイの登場、さらに悪役声の山寺宏一を楽しめるという、デザートまでついてきて、こんな素晴らしいお子様ランチにケチつけられるわけないじゃんと思いました。ってことで、しばらくはTM NETWORKをかけながらブログを書く日々が続きそうです。

フランスでもシティーハンターが公開されていた

なんと、フランスでは実写版シティーハンターこと『NICKY LARSON ET LE PARFUM DE CUPIDON(ニッキー・ラルソンとキューピッドの香水)』が公開されていました。どうやらそのうち日本でも公開されるようなので楽しみです。

【小話】フランスでは実写版シティーハンター『Nicky Larson』が公開されていた!!

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