劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feel
I. presage flower(2017)
監督:須藤友徳
声の出演:杉山紀彰、川澄綾子etc
もくじ
評価:採点不能
先週末、映画界を賑わせたアニメ一本ありけり。その名も「劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feel I. presage flower」。シネマトゥデイによると、この土日たった2日間で動員24万7,509人、興行収入4億1,303万840円を記録したとのことだ。この結果は、あの「ラブライブ!The School Idol Movie
」のオープニング4億23万5,800円を突破する快挙となった。
そんな本作だが、TYPE-MOONの人気PCゲーム「Fate/stay night」の映画化で3部作の第1作目。ブンブンこのゲーム全く知らないのだが、ある案件で観る羽目となった。元ネタ知らずに観ても「魔法少女まどか☆マギカ」や「魔法少女リリカルなのは」といった傑作もあるので、挑んだのだが果たして…
※警告:本記事は原作も声優も全くもって無知な映画オタク、チェ・ブンブンの戯れ言が書かれています。ファンの方のヘイトを爆稼ぎしそうな記事なので、ファンの方はそっと本ページを閉じることオススメする。
「劇場版 Fate/stay night Heaven’s Feel I. presage flower」あらすじ
聖杯戦争に巻き込まれた元弓道部のぼっちゃん=魔術師(マスター)が英霊(サーヴァント)ことセイバーと共に再び勃発した「聖杯戦争」を戦う…映画としては酷い
原作であるゲームを遊んだことがないので、一本のアニメ映画として観たのだが、これは典型的なファンムービー、一見さんお断りな作品でした。まず、ストーリー的省略が多すぎてワケワカメだ。いきなり、怪我をした弓道部員である主人公・衛宮士郎の前にDV兄貴から逃げるようにして学年が下の女学生・間桐桜が家に居候を始めるところから始める。衛宮の母の軽い承諾。アニメならではの文法だからしょうがないのだが、ぶっ飛んでいます。そして、士郎と桜の情事が30分くらい続いたところで、いきなり聖杯戦争が始まるのだ!あらすじすら読んでいなかったブンブンは、What’s Happen’?とお口アングリーバードだww
そして息をつくまもなく、小学生ぐらいの女の子出現「ワタシはイリヤスフィール・フォン・アインツベルン!」と言いながら、ゴリマッチョな鬼を召喚して攻撃を仕掛けてくるではありませんか!そして、衛宮士郎はセイバーと呼ばれる美女戦士、あと遠坂凛という惣流・アスカ・ラングレーっぽい女と一緒に戦います…ついてけねぇ
ギャップ萌えを最大限活かした作品
流石にバトルシーンは気合いが入っており、 どこか「修羅雪姫」を思わせる。また、今ゲーム界はユーザー数獲得のためにギャップ萌えを非常に意識していると聞いているが、まさにこの映画内のキャラクターを観ると、「ギャップ萌え」を意識せざる得ない。ギャップ萌え博物館として観ると面白い。例えば、セイバー。あんなにも可愛いのに、話し方は貴族のようにかしこまっており、戦闘はメチャクチャ強い。ティルダ・スウィントンのような雰囲気を出している。これは、「可愛がりたい」と「守られたい」という水と油の欲求を同時に満たせる愛されキャラであろう。
また、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは、小学生ぐらいの少女なのにメチャクチャ強いので、全国のロリコンの皆さんから熱い支持を得そうなキャラクターだ。
徹底して「AなのにB」というギャップ萌えを創り出すキャラクター方程式を、適用していたところは評価に値します。
最後に…
今回は、流石に私が無知過ぎたので評価は致しません。こんな私が観て、感想を語ること自体申し訳ないと思った次第であります。
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