【夏休み映画特集 ネタバレ】「江ノ島プリズム」こっこれは!「時をかける少女」のぱくりやん!

江ノ島プリズム(2013)

江ノ島プリズム

監督:吉田康弘
出演:福士蒼汰、野村周平、
本田翼etc

評価:20点

先日、Netflixを観ようとしたら、
妹と母親にテレビ権を奪われて、
やむを得ず「江ノ島プリズム」
という作品を観た。
福士蒼汰が出ているとのことだが、
果たして…

「江ノ島プリズム」あらすじ

親友が死に、幼なじみの
女の子の手紙をしっかり
届けることができず悶々としている
修太だったが、ある日
タイムスリップ能力を
身につけたことから
過去を買えようとする…

こっこれは!

ティーンエイジャーにとって、
タイムリープ×恋愛モノは
王道で心を鷲掴みにする。

それこそ、細田守の「時をかける少女」
君の名は。

」は大ヒットし、
中高生のボルテージをマックス
レベルにまで押し上げた。

本作は、なななんと!
「時をかける少女」の
ぱくり。オマージュ云々ではなく、
完全なるぱくりとしかいいようのない
作品だったのだ!

まず、男二人と女一人、
それ以外の世界は消えてしまったかの
ような希薄さの中、
みずみずしい青春が紡ぎ出される。

そして、
理科室が重要な「場所」として
描かれるが、
その理科室シーンが、
アニメ版や大林宣彦版と
ソックリなのだ。
カメラワークといい、
セットの構図といい。

そして、
タイムリープを使って過去を変える
代償として記憶を失う
あたりも完全に「時をかける少女」だ。

では、「江ノ島プリズム」が
「時をかける少女」の焼き増し
と考えて観ると、どうも中途半端。

まず、タイトルに江ノ島と
ついているのだが、
江ノ島が完全風景として
使われており、
全然生きてないのだ。
最近流行のご当地映画としても
これは一番あってはならない
ものだ。

そして、今となっては
日本を代表とする役者となった
福士蒼汰や野村周平、
本田翼の演技だが、
これがビミョーなんだ。

特に本田翼の演技が、
女子高生ではなく、
完全女子大生になってしまい、
高校という空間の中で浮いて
しまっているのがよろしくない。

そして、本作はいくら
ファンタジーでも
あまりにもよろしくない場面がある。
それは学校での花火シーンだ。
江ノ島プリズム

夜の学校に忍び込んで、火薬で
導線作って大団円の
ファイヤーイルミネーションって
おい!これは事件だよ!
警察沙汰だよ!
さすがに線香花火ぐらいならまだしも、
ここまで大げさにやっては
ドンビキだw

福士蒼汰のサービスシーンに注目!

江ノ島プリズム

本作は、よっぽど福士蒼汰を
推したかったのだろう。
何かにつけて、
福士蒼汰のヌードシーンがある。
そう、結局「江ノ島プリズム」は
福士蒼汰ファンの欲求を
満たすだけに作られたような
作品でした。

妹よ…私にもっとまともな
作品を観させてくれ!

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