“Ç”5/28公開「エンド・オブ・キングダム」ジェラルド・バトラーの方が悪役だろww

エンド・オブ・キングダム(2016)
LONDON HAS FALLEN(2016)

london has fallen

監督:Babak Najafi
出演:ジェラルドバトラー、モーガン・フリーマンetc

評価:50点

ベトナムの映画館CGV Liverty Citypoint
「エンド・オブ・ホワイトハウス」の
続編「エンド・オブ・キングダム」

を観てきた。

前作でホワイトハウスが北朝鮮のテロリストに
よって陥落させられたが、
今度はロンドンが陥落
ISISのような組織に40カ国もの
首脳が襲われますぞ~

「エンド・オブ・キングダム」あらすじ

前作でホワイトハウス陥落事件を受け、
40カ国から指導者が集まるイギリス首相の
葬儀は各国セキュリティの
エキスパートまで呼び
万全の体制で行われていた。

しかし、そんな厳重なセキュリティも
あっさりと破れてしまう。
ISISのような過激派組織が
ロンドンを破壊。
またしてもアメリカ大統領は
行方不明になってしまう。

アメリカ大統領は果たして、
ボディガードと一緒にロンドン
脱出できるのか?
事件の黒幕を探すことができるのか?

24時間でジェラルド・バトラーが
問題を解決してくれるよw

愛すべきバカ映画

シャルリー・エブド襲撃事件やISISによる
日本人殺害事件
を盛り込み、
今回も前作同様時事問題を扱っ
たアメリカ至上主義
映画になっているのだが…本作には
そんな真面目っくさい話などお飾りに過ぎない。

メインは爆発・爆発・爆発である。

爆発に予算を使うためか、余計な
シーンがありません。例えば、
前作でホワイトハウスは陥落したはず
なのに、きれいさっぱり傷跡が残っていません。
そんなところに力を入れるよりも
爆発が優先されます。

そして、足早にロンドンへとパートが
移り、国家間ぐるみでセキュリティを
強化しているのにいとも簡単に
橋が爆発します。
首脳も何人か死にますw

とにかく予算がある限り、
しょぼくてもいいので終始
爆発が起きる中、
ジェラルド・バトラー扮するボディーガードと
大統領はロンドンから逃げるのだが、
明らかにジェラルド・バトラーが
悪役に見えます。

この手の映画って、敵を倒す方法は
腹にナイフを刺すことが多いと
思うが、「エンド・オブ・キングダム」
ではやたらと目刺しをやりまくります。
観ていて痛くなる…ってかそもそも
ジェラルド・バトラーの
表情が悪役にしかみえなく
なっていきます。
眼には眼をと100倍返しで敵を
なぎ倒していくジェラルド・バトラー、
そしてもはや駒としてしか機能していない
モーガン・フリーマンの役と
量だけ多く低クオリティな爆発CGと
総じてC級映画。
前作のメッセージ性の面影もないが、
ここまで吹っ切れていると抱腹絶倒で
楽しめたりする。

とにかく、40カ国もの国のトップがホロコーストに
遭い、イギリスもあっさり国家機能を失う
トンデモ展開を楽しむ、爆発を嗜む
ことの出来る駄菓子のような映画でした。

日本公開は5/28(土)
新宿バルト9にて公開!

関連項目

ベトナムのシネコンについて

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