6.神々のたそがれ
製作に15年もかかった世にもおそロシアな作品。もはや開始30分後、何が起こっているのか分からなくなる。
情報量が多すぎる、雪崩のような映像を3時間
観客に投げつける。よく作ったなーと思う作品である。
7.セッション
サンダンスものなのに昨年のアカデミー賞を荒らしまくったダークホース。もう、全てはラストの9分にあると言えよう。
ブンブンもフランスで大晦日の日に観て、
ベストテンを書き換えるか非常に悩まされたぐらいの
傑作である。音楽好きはこの作品が嫌いな傾向があるが、
無事ランクイン。
8.雪の轍
フランスに留学して、初映画館鑑賞作品がこれだった。トルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイランが
ようやく日本でも認知される日がくるなんて…
嬉しいぞ!本作の3時間は「神々のたそがれ」に比べると
圧倒的に短く感じる、そして厳つい題材の割に
ギャグシーンもそれなりにあるから楽しめる作品だ。
9.インヒアレント・ヴァイス
ポール・トーマス・アンダーソンにトマス・ピンチョンとマーケティング的にアウト過ぎる組み合わせの映画。
ワーナーが製作したのだが、案の上日本では
ヒューマントラスト・シネマ渋谷ぐらいでしか上映しない事態に…
とは言え、原作ファンから観ても紛れもない傑作である。
キネマ旬報族はイーストウッド同様PTAも大好きなため、
余裕のランクイン。
10.おみおくりの作法
ブンブンが留学から帰ってきた頃に上映しており、金欠故に観られなかったジジイ・ザ・ムービー!
映画友だちがマジ推ししていたので
観なきゃな~
2015年 第89回文化映画ベスト・テン
1位:沖縄 うりずんの雨
2位:戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)
3位:瀬戸黒 ―加藤孝造のわざ―
4位:“記憶”と生きる
5位:芭蕉布 ―平良敏子のわざ―
6位:福島 生きものの記録 シリーズ3 ~拡散~
7位:生命の誕生 ~絶滅危惧種日本メダカの発生~
7位:放射線を浴びたX年後2
9位:日本と原発
9位:みんなの学校
(次点:「首相官邸の前で」)
関連項目
コメントを残す