“Ç”シネコンより爆音な映画館知りたい?「百円の恋」

アップリンクすげ〜

 

アップリンクで、昨年留学につき見逃した
百円の恋」を観てきました。
最近、シネコンではドルビーアトモスを導入したりと
音響にこだわりを魅せているが、
渋谷の奥地にあるアップリンクだって負けてはいない。

豪華な椅子に腰掛け、
自宅感覚で楽しめるアップリンクは
ライブ用のスピーカー、
そして壁が音を反響するものを導入している為、
シネコンと互角に戦えるライブ感を堪能できる。しかも、課金なしだ!
「百円の恋」は特別興行で1100円(会員は1000円)で観られます。

百円の恋

百円の恋

監督:武正晴
出演:安藤サクラ、新井浩文etc

留学中に、日本の映画好きを興奮させた安藤サクラ主演作。
ほんま、映画館で観て良かった!ただでさえハードルが高いのに、
間違いなく、予告編の10倍はおもろい、
軽く超えました(^O^)

安藤サクラの演技

まず、驚かされるのは安藤サクラが一つの
映画の中で正反対の役をリアルに演じているところだ。
前半の不器用な女の演技。

体育が嫌いな運動下手な
ブンブン が見ても、
ホンモノの不器用さ。

レジの金を落とすとこ、
チャリンコの乗り方の鈍臭さ。ホンモノですw
それでもって、ボクシングを始めると軽やかなボックスを踏む。
ビフォーアフター激しすぎてボディダブルかな?
と思うくらいだ!

荒々しい、でも繊細

インディーズ映画ならではの、
荒々しいカットの連続。
いきなり安藤サクラが変貌する
急展開と一見雑に見える作風なのだが、
よく見ると非常に細かい。

ボクサーがいつの間にか
仕事を変えていた訳も
画面できちんと説明してる。
ボクシングデビュー戦の長回しも無駄がない。
武正晴監督はマジ今後も期待できるほどの手腕を持ち合わせていた。

音楽映画でもある

IMG_2752.JPG

この作品、実はアップリンクで観る価値が
ある点として意外なことに音楽映画だったことがある。
主題歌のクリープハイプ「百八円の恋」
の「痛い」を連呼する全力さが
まさにこの作品にぴったり
早速iPhoneに入れて登校時に聴いとります(*^_^*)

んで、安藤サクラのトレーニングシーンの曲しかり、
「ロッキー」顔負けの音運び爆音で観る価値ありました。
アップリンクで暫く20:50レイトショーでやるそうなので、
見逃した人は是非お試しあれ!
「百円の恋」予告編

関連項目

クリープハイプ「百八円の恋」

映画のエンディングを絶妙に使った演出、
8mmの荒々しい青春劇スタイルのPVも素敵です!
→嘘つきバービーの「バビブベ以外人間

」を
聴きやすくした感じのテンション上がるロックですな。

「アップリンク」サイト

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