ある神父の希望と絶望の7日間(2014)
CALVARY
監督:ジョン・マイケル・マクドナー
出演:ブレンダン・グリーソンetc
神父が銃をぶっ放すと
ロクなことが起きないw
サンダンス映画祭で話題になり、アメリカの映画サイトIMDbでも4つ星を獲得した作品がアンジェでも公開された。タイトルのカルバリーとはキリストが磔にされた場所を示す。
嫌な予感漂うが鑑賞。…案の定とんでもないストーリーだ!冒頭、いきなり懺悔部屋で敬虔な神父が脅されるところから始まる。
「聖職者から性的虐待を受けてムカついたから一週間後にお前を殺す」
神父は敬虔だから、なんとかしようと調査を開始。
仲間の神父に尋ねたり、バーで聴き込み調査を始めたり…真面目に頑張ります。しかし、次第に調査のせいで周りの人から白い目で見られ始め、イジメが始まる…
学校あるあるだね
なんか、小学校・中学校でありがちなガリ勉・真面目君イジメの話ですねw
机の中に脅迫文が入ってたから、先生や親に助けを求め、イジメという火に火炎瓶やガソリンをぶち込むあの感じ。まさに数ヶ月に一回やってくる、生贄。ゴルゴタの丘で磔にされるキリストのよう。何を信じれば良いのか?段々と信じるものがなくなっていく、アイルランドの閉鎖的な空間故に逃げ場がない感。ちと、中学校時代を思い出し怖くなった。
でも、犯人わかったんじゃ?
宗教的話を通じて誰にでも陥る普遍的問題を、荒々しい描写で抉っていて面白いのだが、あんだけ人口の少ない村なら犯人すぐわかったんじゃないの?と不思議に思った。
コメントを残す