“Ç”ジジイコネクション「CANAILLES CONNECTION」

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監督:Reshef Levi
出演:サッソン・ガーベイ、
パトリック・スチュアートetc

Xメン、スタートレックの
ハゲが出てくる新作!
ってことで観てきました
「CANAILLES CONNECTION」!

中学生の少年ジョナサンが、
いじめっ子のカンニングを
手伝ったり、好きな子に
告って振られたり、終いには
自分のせいで父親を殺したり
と冴えない。

そんな彼が、ならず者ジジイたち
と一緒に父親の年金を払わない
と決め込む悪徳銀行に強盗する
って話だ。

一応アメリカ映画なのだが、
イスラエル合作でアメリカの
移民向けに作られたのか、
英語はイスラエル訛りが強く
聞き取り辛い、そしてヘブライ語
の看板ばかり映し出される。

もはや、アメリカ映画に
見えない作品である。

作品は、犯罪ものをスケールダウン
させ笑いをとる仕組み。
…うーん、かなりイマイチな作品
でした。

まず脚本が、中学生が考えた
ようなご都合主義。
あれで、銀行強盗できるなんて
警備軽薄過ぎである。

しかも、ギャグの切れ味も
「とにかくジジイネタを出せば
受けるだろう」となめた作りに
なっている。

ギャグというのは、TPOが
大事なのだ。太鼓の達人みたいに
タイミングを合わせることで
大笑いできる。

もし脚本を変えるなら、
金庫の中身。銀行長の
エロ本なり、スキャンダル
写真を入れたらそれなりの
ヒネリと笑いが期待できるんじゃ
ないの?
(確かにこの作品にも
ヒネリはあるが、弱い…)

まあ、ジジイがお茶目で
かわいいのだが、
銀行強盗がストレート過ぎで
興ざめした作品でした。

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