東京国際映画祭

2021映画

【東京国際映画祭】『洞窟』タナトスとエロス

第34回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で観たかった『洞窟(Il Buco)』を拝むことができました。本作は『四つのいのち』で知られるミケランジェロ・フランマルティーノ最新作にして、第78回ヴェネツィア国際映画祭にて審査員特別賞を受賞している。1960年代、約700mもの深さを持つカラブリアの洞窟を探索した実話を基に独自の解釈で映画化した作品である。これが今年のベストに入れたい程に素晴らしかった。